カネシゲタカシBLOG

漫画家・カネシゲ タカシのブログです。(旧ブログより2013年春に移転)

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新型コロナに加えて生命の危機もあるような猛暑が続いています。みなさん、お元気ですか。

おかげさまでシリーズ8巻目となる『野球大喜利 ザ・パッション~こんなプロ野球はイヤだ8~』が8月29日に発売になります。なお一部書店やアマゾン等のネット通販では27日ごろから発売される模様です。

野球大喜利 ザ・パッション ~こんなプロ野球はイヤだ8~

カネシゲタカシ・野球大喜利
徳間書店
2020-08-28


本書は「週刊アサヒ芸能」2019年7月25日号~2020年7月16日号に連載された「カネシゲタカシの野球大喜利ベストナイン」を再構成し加筆・修正したものです。
いつも投稿をくださる大喜利ーガーの皆さまと、応援してくださる読者の皆さまに心より感謝いたします!

ちなみに前作(第7弾)は、ラッキーセブンにちなんで「ザ・フィーバー」とつけましたが、今回は「8(ぱ)」にちなんで「パッション」に。いっそ「パリッシュ」や「パチョレック」でもよかったのですが、説明がしこたま面倒になるので「パッション」に落ち着きました。

なお本書に収録されているお題は以下のとおりです。

・西川遥輝と西川きよしの違いを教えてください
・東京ドームの大看板にホームランを当てると賞金100万円。ではベンチの原監督に当てるとどうなる?
・こんなスパイクはイヤだ
・野球バカが考えた画期的すぎる「あおり運転」対策とは?
・「あのバッテリー 絶対仲悪いよなぁ‥‥」 なぜわかった?
・鳥谷敬が阪神退団を決意した球団幹部のあり得ないひと言とは?
・本当は漫画家になりたかった野球選手の特徴
・野球とラグビーが魔合体! 「やきゅビー」ってどんなスポーツ?
・巨人優勝! 阿部引退! 喜びと悲しみが同時に去来した巨人ファンが錯乱した結果
・カープ関係者のみぞ知る佐々岡真司新監督の秘密をこっそり教えて
・「佐々木朗希くん取扱説明書」に書かれていた衝撃の一文とは?
・令和元年版「野球早口言葉」を教えてください
・まったく売れなかった「野球バカ専用メガネ」ってどんなの?
・名前がダサすぎると噂の「ペイペイドーム」をカッコよくする方法
・こんな代走は怒られる
・プレミア12っていったい何が「12」なんですか?
・野球バカ専用新幹線はここがバカ
・「ははーん。さてはウチの旦那、戦力外通告受けたな」 なぜわかった?
・野球バカの十二支「子、丑、寅(   )」
・野球バカの予備校講師はここが面倒くさい
・こんな自主トレはやらないほうがマシ
・ルパン三世 プロ野球編の名ゼリフは「次元~ ! 五ェ門~ !(   )」
・ドラ1ルーキーの目標は新人王。ドラ2は開幕一軍。では「ドラ98」の目標は?
・意外すぎる「名球会あるある」を教えてください
・タピオカ店がブーム終焉に焦って思いついた野球ファン向け起死回生のアイデアとは?
・仮面ライダー「あのショッカー戦闘員、絶対野球バカだ!」 なぜわかった?
・開幕直前! 12球団の今年のスローガン〝本音バージョン〟をこっそり教えて
・初の無観客試合で選手が戸惑ったことランキング。意外すぎる第1位は?
・野球バカのおばあちゃんがやってる駄菓子屋はここがヤバい
・「セーブ」と「西武」の違いを教えてください
・応援歌・鳴り物禁止の応援団が苦肉の策であみだしたウイルス対策万全の新応援スタイルとは?
・もしもゾウさんチームとキリンさんチームが野球で対決したら
・「このボクサー、まだ野球選手時代のクセが抜けてないな…」 どんな選手?
・こんなマウンドはイヤだ
・野球バカの気象予報士による天気予報はここがバカ
・ステイホームを続けた野球選手の夫に妻のイライラが大爆発! 何があった?
・こんなアンダースロー投手はイヤだ
・穴埋め問題「6月19日、プロ野球がいよいよ(   )」
・今季特別ルールで延長戦カット案浮上。決着がつかない場合はどうする?
・野球バカのケーキ屋はここがひどい
・阪神の新外国人にガチで必要なたった一つの心構えとは?

欄外には野球にあまり詳しくない方のために、面白くて(ちょっとは)ためになる用語解説も入れました。ちなみに今回、その一部を古都の侍さんに執筆いただきました。以前アサ芸杯の総括をZOOM配信でやったあと「私でよければ」と名乗りでてくださったことで実現しました。本当に大喜利ーガーの総力を結集して作った一冊となっております。改めて感謝いたします!

※ ※ ※

ツイッター野球大喜利はおかげさまで2020年夏に10周年を迎えます。この10年の間には東日本大震災や熊本地震がありました。台風や豪雨による被害もありました。平成から令和へ、年号をまたぎ東京オリンピックを心待ちにしていたら、今度は忌々しき新型コロナがやってきました。

喜びや楽しみが少しずつ削ぎ落とされる日々のなかで、この一冊がもたらす笑いが野球ファンの皆さんの明日への活力になってくれることを願ってやみません。

見せましょう、野球大喜利の底力を。


なお発売を記念したオンライン配信イベントも検討しておりますが、そちらはツイッター野球大喜利(@89_ogiri)上で追ってお知らせいたします。


※ ※ ※

今月はこちらも発売。
重ねてよろしくお願いいたします!

8月12日、日本のセイバーメトリクス研究の第一人者・鳥越規央先生との共著で新刊を出すことになりました。


どんな本かを説明するには本書の「まえがき」をそのまま引用するのが手っ取り早いので、以下に掲載させていただきます。

―――――


知る人ぞ知る、名コンビ!?

――みなさん、こんにちは。漫画家のカネシゲタカシです。
鳥越 セイバーメトリクスを研究している、統計学者の鳥越規央です。
――今回、縁あって鳥越先生と僕が共著というかたちで本を出版することになりました。
鳥越 本書を書きつづるきっかけとなったのは「初めてのセイバーメトリクス講座」ですね。
――はい。17年7月からウェブサイト「スポーツナビ」のコラムとして短期連載され、おかげさまで好評をいただきました。
鳥越 最初4~5回程度の予定だったのが全9回になりましたね。
――お試し登板の先発投手がそのまま完投したようなものです(笑)。そこから鳥越先生主催のトークイベント「セイバー語リクスナイト」が開催されることになり、僕も毎回出演させていただくことに。鳥越 もう10回くらいやってますね。最近ではオンライン配信も併用したりして。


「いま、本当にすごい選手」を過去3年間のデータで解析

――早速ですが、本書はどんな書籍なんですか?
鳥越 「過去3年間(17~19年)の最新データを基にランキングを作成し、様々な部門賞を決めていこう」というのがテーマになります。
――なぜ3年間のデータに絞ったんですか?
鳥越 過去の実績やネームバリューにとらわれず“いま、本当にすごい選手”を見極めるには1年じゃ少ない。2年じゃ物足りない。3年ぐらいがちょうどいいだろう観点からです。
――なるほど。
鳥越 また、この3年間で野球の戦略が劇的に変わったのも大きいです。19年は巨人が2番打者に坂本勇人を置いて優勝しましたし、他のチームも2番に犠打をするようなバッターをほとんど置いていません。
――いわゆる“強打の2番”ですね。かつて日本ハム時代の小笠原道大が2番に入って話題になりましたが、いまではポピュラーな戦略になりました。
鳥越 “打てる捕手”も増えてきました。會澤翼(広島)や甲斐拓也(ソフトバンク)は2桁ホームランを記録しましたし、西武の森友哉はパ・リーグで野村克也さん以来となる首位打者を獲得しました。
――「捕手は守備力重視」という傾向にあったのが、最近じゃ打力優先で起用されるケースが増えましたね。
鳥越 目まぐるしく変化する野球界でこの3年間にフィーチャーするというのは、すごく意義のあることなんです。
――そんな最新プロ野球の本質に迫った本書を、最後までお楽しみください!

―――――




「奪空振り力が高い投手は?」
「バットコントロールに優れた打者は?」
「先発投手の勝ち運・負け運を数値化すると…!?」
「これがホントの守備のベストナイン!」

などなど、野球ファンなら誰もが気になるテーマをセイバーメトリクスも駆使してランキング化。鳥越先生とカネシゲによる対談形式で楽しく掘り下げます。

さらにミニコラムも充実。「LQSってなんだ?」「フォーク打ちの名人は?」「小松式ドネーションをセイバー視点から斬る!」などなど、濃いめの野球ファンのニーズにもハイクオリティスタートでしっかり応える見目麗しき一冊に仕上がりました。

個人的にはその昔いちばんお世話になっていた辰巳出版さんで、昔の仲間と一緒に作ったというのも実に感慨深いです。あと今回の書籍用に描き下ろした約90人分の選手似顔絵もぜひご覧いただきたい。「各ランキングの上位5人だけ似顔絵を掲載しよう」って話で「はいはい、どうせ菅野や柳田が何度も登場するから実質40人分ぐらいだろう」と思っていたら、まさかの90人。おかげで外出自粛も捗りました。






こちら8月12日発売です。野球観戦のお供にぜひどうぞ!

なお8月27日には『野球大喜利 ザ・パッション~こんなプロ野球はイヤだ8~』も発売されます。内容等の詳細は後日このブログでお知らせいたします。



「産んダメ」も好評発売中です!

野球大喜利「アサ芸杯」の第19シーズンの結果は以下の通りです。 〈第361回戦〜第380回戦までの期間で集計〉

☆「アサ芸杯」とは☆
ツイッター野球大喜利(@89_ogiri)の優秀投稿作品に、主催者の漫画家・カネシゲタカシが絵とコメントをつけて『週刊アサヒ芸能』に掲載させていただく雑誌連動型企画。20週を1シーズンとし、ポイント制でランキングを競います。上位3名には賞金を授与。皆さんのご参加お待ちしております!(投稿規約はこちら

順位 選手名
1 gaddemukatuku42 54
2 beniimo47 49
3 marine_yamada 43
4 ponnieblue 39
5 G88man 37
6 negibatake_p 36
7 taraco 35
8 ko_do_mo 34
9 realbandoh 32
10 mister0dos 22



【総評】
 今回で第19シーズンが終了。gaddemukatuku42選手が激戦を制して悲願の初Vを達成した。初のベストナイン入りを果たしたのが第12シーズン(6位)。研鑽しつつ歩んだ長い道のりの果てに大輪の笑いの花が咲いた。
そして2位は同じく初Vを狙ったbeniimo47選手。自己最高順位を記録し次回こその期待大。
そして3位には前回16季ぶり優勝のmarine_yamada選手が入り貫禄を見せつけた。

―――――


毎回恒例の「選手名鑑風総評」はZOOMによる野球大喜利オンラインミーティングのなかでお話させていただいた。

その模様をユーチューブにアップしたのが以下である(音声のみ)。

実際の投稿は8月発売予定の単行本『野球大喜利ザ・パッション こんなプロ野球はイヤだ8』にてぜひご確認いただきたい(しれっとタイトルも先行公開)。



―――――

【シーズン記録(1位~30位まで)】

順位 選手名
1 gaddemukatuku42 54
2 beniimo47 49
3 marine_yamada 43
4 ponnieblue 39
5 G88man 37
6 negibatake_p 36
7 taraco 35
8 ko_do_mo 34
9 realbandoh 32
10 mister0dos 22
11 kamiha_0604 17
12 shibafami 16
12 machakickRX 16
14 love56more 13
15 t_ikesan 12
15 atom_said 12
17 Sovpool23 11
17 gull_bp 11
17 gakuzou1976 11
20 oklahoma1013 10
20 ikachang_SCY 10
22 masasi_kari 9
22 choro_yukisuki 9
24 aikawamaico_b 8
24 nekoneta1 8
24 SAZZY_KTY 8
24 wassan_03 8
28 jimmy11037 7
28 kuzuha1986 7
28 shinichi_25 7


【関連リンク】
・野球大喜利「アサ芸杯」第1シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第2シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第3シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第4シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第5シーズン結果&総評


・野球大喜利「アサ芸杯」第6シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第7シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第8シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第9シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第10シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第11シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第12シーズン結果&総評




・野球大喜利「アサ芸杯」通算記録一覧

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お知らせです。妻・たんたんの原作を、夫であるわたくしカネシゲタカシが漫画化したコミックエッセイ『産んじゃダメだと思ってた、産んでみたら幸せだった。』が3月18日、幻冬舎より発売となります。

以下書籍の紹介文より引用です

※ ※ ※

父母との関係、うつ、二度の流産、高齢出産……。
「産まないことは正義!」と思っていた女性が最愛の我が子に出会うまで。笑いあり涙あり、夫婦で描き上げた魂のコミックエッセイ。

"生きづらさ"に苦しんでいた彼女に下された診断は「境界性パーソナリティ障害」だった。夫と二人三脚で克服し平穏な日々を送るも「子どもを産んじゃダメだ」という信念だけは揺るがなかった。その思いに風穴をあけた夫のひと言。そこから彼女はなぜ「子どもを産んじゃダメだ」と思っているのか、紐解きはじめることに――。

心の底から「子どもが産みたい!」と思うことが、夫への一番の恩返し。(引用ここまで)

※ ※ ※

芸術家・たんたんが出産直前までに書きつづったブログが元になっております。



そこに書かれていないいろんなエピソードも盛り込んでコミックエッセイにしました。

夫婦二人三脚で歩んできたその道程のお話や、たんたんの生い立ちの話、パーソナリティ障害の話、回復、克服、葛藤、打破、悟り……などなど、彼女が幸せな出産に至るまでの道のりをできるだけリアルにお伝えできるよう、何度も何度も夫婦で練り直し、2年の歳月をかけて描きあげました。粘り強くお付き合いいただいた担当編集の黒川さん、デザイナーの石松さんに心より感謝しております。


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いま僕たち夫婦は最愛の娘・白(しろ)とともに最高に幸せな日々を過ごしています。それを授けてくれた たんたんには心から感謝しています。本当にありがとう。

傷だらけ――だけど、正直で美しい彼女の人生が、この一冊には詰まっています。
この本を出すことで誰かの人生を少しでも豊かにすることができたら、世の中をほんの少しでも良い方向に動かすことができたら、そんな幸せなことはありません。

どうぞよろしくお願いいたします!




すでに全国書店、アマゾン等では予約受付中です。

(追記)
「cakes(ケークス)」にて連載が始まりました。試し読みも可能です。ぜひ御覧ください。

野球大喜利「アサ芸杯」の第18シーズンの結果は以下の通りです。 〈第341回戦〜第360回戦までの期間で集計〉

☆「アサ芸杯」とは☆
ツイッター野球大喜利(@89_ogiri)の優秀投稿作品に、主催者の漫画家・カネシゲタカシが絵とコメントをつけて『週刊アサヒ芸能』に掲載させていただく雑誌連動型企画。20週を1シーズンとし、ポイント制でランキングを競います。上位3名には賞金を授与。皆さんのご参加お待ちしております!(投稿規約はこちら

 
順位 選手名
1 marine_yamada 53
2 G88man 52
3 gaddemukatuku42 40
4 taraco 36
5 beniimo47 35
6 ko_do_mo 28
7 mister0dos 23
8 negibatake_p 22
8 ponnieblue 22
10 nimico334455 21


【総評】
今回で第18シーズンが終了。Marine_yamada選手が2回目のV達成! 追い上げるG88man選手を振り切ったのは最終戦の河合その子ネタ。会員番号12番が「丁度ええ知名度」だったことが功を奏した。SASUKEの山田勝己さん的に“ミスター野球大喜利”と呼ばれ続けた男が16季ぶりのV返り咲きだ。そして3位争いも熾烈。こちらもgaddemukatuku42選手が4打点差で逃げ切った。

※ ※ ※

大変遅くなった18シーズンの総括。本来は年末にツイキャスかユーチューブで喋ってラジオ風に総括しようかと考えていたものの、連載、イベント制作、新刊の制作、育児に追われまくり伸びに伸びたことをお詫びしたい。19シーズンも中盤戦を迎えているいま、ひとまず慣れているいつものテキストスタイルで総括を進めたい。確定申告を差し置いて。


【1位】marine_yamada選手(53打点)
“ミスター”または“オープニングスタッフ”こと やまだしょてん選手。前シーズン覇者、「じーはち」ことG88man選手との激しすぎる首位争いは野球大喜利の歴史に残るものであった。

 初戦から8戦連続で打点をマークし絶好調だった前半戦。350回戦「本当は漫画家になりたかった野球選手の特徴」では「4コママンガを使って交渉した結果、年俸がオチた 」など老獪さが光る回答で8打点の荒稼ぎ。その後も盤石なペナント運びで首位は揺るがないものにみえた。

 しかし357~359回戦の終盤で3試合連続無得点。その間隙を突いてじーはち選手が驚異の追い上げをみせ、359回戦でとうとう大逆転。やまだしょてん選手が1打点差で首位を明け渡す波乱の展開に。

 勝負の世界は「追うよりも追われる立場のほうが苦しい」と言われる。残り1戦の時点で追われるどころか追い抜かれたやまだしょてん選手の焦りは相当なものであっただろう。しかし、その最終戦でミスターが意地をみせた。「プレミア12って、いったい何が『12』なんですか?」のお題に「会員番号12番・河合その子とのデート権を争奪する戦いなのである 」のバカ回答で意地の2打点を奪取。

 おニャン子クラブ――渡辺満里奈では笑えない。国生さゆりもちょっと違う。たまたま12番が「河合その子」という絶妙な知名度のメンバーだったことで薄れかけた記憶を柄杓ですくう系のクリーンヒットが生み出された。結果じーはち選手を見事再逆転し、1打点差で16シーズンぶりのチャンピオンに輝いた。

「16シーズンぶり」という数字には重みと凄みを感じる。ホークスの和田毅投手が去年の日本シリーズ第4戦で挙げた白星が2003年以来16年ぶりの日本シリーズ勝利だったというから、そこから想像してみるのもいいだろう。


【2位】G88man選手(52打点)
 前回王者じーはち選手は今季も躍動。惜しくも2位だったとはいえ実力を十二分に発揮しドラマを巻き起こしてくれた。

 前半戦はやまだしょてん選手と拮抗する戦いをみせるも徐々に引き離され、356回戦終了時点では15打点のビハインド。しかし357回戦で5打点、358回戦で3打点と、やまだしょてん選手がノーヒットの間に徐々に間合いを詰める。そして359回戦「こんな代走は怒られる」「投手のマンションを完全に盗む」「次の『塁』を狙って、バスケの練習ばかり」などの回答で8打点。やまだしょてん選手が無安打の3試合で16打点を叩き出す快進撃をみせ逆転を果たす。

 令和のメイクドラマか、メイクミラクルか。しかしリードはわずか1打点。全大喜利リーガーが注目し迎えた最終戦であったが……。じーはち選手はそこで死力を尽くし、力尽きる。

 ちなみに運命の最終戦「プレミア12って、いったい何が『12』なんですか?」のお題で、採用ボーダーラインに最後まで残っていたじーはち選手の回答は「シーズン前に大竹が選ばれると予想してた人の数」だった。日本が世界一に輝いたプレミア12の裏側で“大竹寛VS河合その子”の戦いが火花を散らしていたこと、皆さんの記憶のどこかにとどめてほしい。そして じーはち選手に惜しみない拍手を。


【3位】gaddemukatuku42選手(40打点)
  第15シーズン以来のクリンアップ入りを果たしたのは小久保裕紀、筒香嘉智の系譜を名を連ねる紀州の大砲・がっでむかつく選手だ。342回戦「西川遥輝と西川きよしの違いを教えてください」では「やすしがいなくなったのがきよし おすしがいなくなったのが遥輝」「遥輝が智辯和歌山で、きよしがヘレン我が妻」などの回答で8打点。地元・和歌山県出身のスピードスターのお題に発奮し好スタートを決める。その後スランプも最小限に留め、後半戦もコンスタントに加点。40打点の大台に乗せて激戦の3位争いを制しシーズンを終えた。
 
 球種に応じて器用なバットコントロールをみせる巧打者であり、イラストネタにも積極性を見せるユーティリティプレイヤーでもある。次に狙うは頂点のみ。


【4位】taraco選手(36打点)
 己のスタイルを貫くベテランが今季も存在感をみせた。351回戦「野球とラグビーが魔合体!「やきゅビー」ってどんなスポーツ?」のお題では「オールブラウンズが一塁ベースをパスでつなぐ」などの回答で6打点。また、じーはち選手が逆転首位に立った359回戦「こんな代走は怒られる」では「一塁のタモさんに『いいとも終わるんですか?』って聞いてたのでCM明けにクマのぬいぐるみが代走に」などのトリッキーな回答で文字ネタ2本採用、計4打点をあげ、場をかき回した。
 
 最後に紹介した回答からもわかるとおり、安易に当てに行かないスイングからは美学すら感じられる。採用するほうも力量が試される。「ミュージシャンズ・ミュージシャン」ならぬ「大喜利ーガー's 大喜利ーガー」ともいえる稀有な存在だ。


【5位】beniimo47選手(35打点)
 開幕から4戦連続ノーヒット。1本が出ない苦しみは常連大喜利ーガーなら痛いほどわかるだろう。しかし5戦目の「こんなスパイクはイヤだ」のお題。「スパイクを裏返して歯を折るとプリンがきれいに出てくる」でうっぷんを晴らすかのようにMVP獲得。そこからジワジワと巻き返し5位につけたのはさすがの一言だ。
 
 武器はツボにはまったときの固め打ち。今季も5打点2回、7打点1回と、強さをみせつけた。シーズンを重ねるごとに回答が洗練されている印象。発想にテクニックが追いついてきた。沖縄もキャンプのみならず琉球ブルーオーシャンズが発足し野球熱は高まるばかり。野球大喜利熱の行方はベニイモ選手の肩にかかる。


【6位】ko_do_mo 選手(28打点)
 前半戦終了時は じーはち選手とならんで2位につけていた こども選手。しかし後半戦まさかの8戦連続ノーヒットという大スランプに陥り、苦悩を味わうシーズンとなった。
だが発想を的確にスタンドに持っていく打撃センスは相変わらず健在。「こんなスパイクはイヤだ」のお題では「靴の裏に交通系ICカード入れるスペースがある」「GPSが付いているので、今自分は何塁にいるかすぐわかる」の回答で計5打点。前者では日常生活を巧みにボケに落とし込み、後者では「GPS」というボケの種を育て無理なく大ボケにつなげた。通算打点ランキング1位。野球大喜利の終身名誉主砲は関西勢の期待を一気に背負い頂点だけを見る。


【7位】mister0dos選手(23打点)
 351回戦までに挙げた打点が23。クリンナップ入りどころか優勝も狙える好位置につけるが、352戦以降まさかのノーヒットでフィニッシュ。好不調の波をいかに制御するかが今後の課題である。344回戦「野球バカがプロデュースした夏祭りはここがバカ」では「サードがファールフライを捕球する『三邪祭』」のバカ回答でMVP。ベテランリーガーの意地をみせ、もっと上位に食い込みたい。そして、食い込める。


【8位(同率)】 negibatake_p 選手(22打点)
“九州の日本ハムファン”というマイノリティーは、野球大喜利の大舞台でメジャー級の躍動をみせる。353回戦「ヤクルト高津新監督がノムさん、若松監督、古田監督のいいとこ取りを目指した結果……」では「『ファンの月見草さん、代打オレでとうございます』が口癖に」のMVPと「『ワカりマツた!』とオーナーの意見は全部ノム、主体性のない采配をフルッタ」の文字ネタで、力技の計6打点。まだ採用にムラはあるも、極意はつかみつつある。


【8位(同率)】ponnieblue 選手(22打点)
 天真爛漫「ありの~ままの~」なプレースタイルで野球大喜利の荒波をビーサンで渡りきる山陰のファンタジスタ。定期的にぶち込まれるイラスト投稿は「カントク、描き直して」という発注書でもあり、怪文書でもある。面倒なので往々にしてそのまま掲載している。
たぶん、まだまだ老け込む歳ではない。


【10位】nimico334455選手(21打点)
アカウント登録2018年8月のニューカマー、33だいめ選手が堂々10位にランクインした。スイングにムラは見られるがアジャストしたときの飛距離には目をみはるものがある。354回戦「カープ関係者のみぞ知る佐々岡真司新監督の秘密をこっそり教えて」では「FAで悩む會澤翼を監督室に呼び出したが、3発しか手を上げなかった」「ボードを使ったミーティング姿がケーシー高峰に似ている事に気付いたのは石原だけだった」と選手キャラも熟知したうまい回答で計5打点。敬愛する大田泰示ばりの開眼でさらなる高みを目指せる逸材。



【シーズン記録(1位~30位まで)】
順位 選手名
1 marine_yamada 53
2 G88man 52
3 gaddemukatuku42 40
4 taraco 36
5 beniimo47 35
6 ko_do_mo 28
7 mister0dos 23
8 negibatake_p 22
8 ponnieblue 22
10 nimico334455 21
11 realbandoh 17
11 kamiha_0604 17
13 machakickRX 16
14 masasi_kari 15
14 Sovpool23 15
16 sandiuyonban 14
17 shibafami 12
18 aikawamaico_b 11
18 kent_cow 11
18 Cabin_W_Caster 11
18 inaka_no_jiken 11
22 atom_said 10
23 love56more 9
24 manayayo 8
24 ryoran_sakura 8
24 gobulove 8
24 gakuzou1976 8
28 omanjyuu3 7
28 toujoin 7
28 kamemushi81 7
28 bue61 7
28 MisiwoKazki_340 7
28 springer_second 7
28 wassan_03 7

【関連リンク】
・野球大喜利「アサ芸杯」第1シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第2シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第3シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第4シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第5シーズン結果&総評


・野球大喜利「アサ芸杯」第6シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第7シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第8シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第9シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第10シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第11シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第12シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第13シーズン結果&総評

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