カネシゲタカシBLOG

漫画家・カネシゲ タカシのブログです。(旧ブログより2013年春に移転)

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2009年03月

たたまる

「ここはダルビッシュを信じるしかありません」

9回裏、ランナーを背負った苦しい展開のなか、つとめて冷静を装いながらアナウンサーが言う。

「そうだ、信じよう」

同点に追いつかれながらも後続を断ち切り、10回の攻撃につないだダルビッシュ。

内川、執念のポテンヒット。
稲葉が送り、岩村もレフトへクリーンヒット。
ライナー1・3塁。
しかし川?が倒れ、2アウト。

マウンドにはイム・チャンヨン。
打席にはイチロー。

1塁が空いているこの場面で、韓国バッテリーは勝負を選んだ。

それもプライド。
それも流儀。
それもまた、粋なり。

あえて言おう。
彼らもまた、サムライであったと。

追い込まれてからファウルで逃げつつ、イチローは技術と気迫で好機を探る。
岩村はその隙に盗塁。

くらいつく。
くらいつく。

そして9球目。

真ん中に甘く入ったシンカーを、遅れて目覚めたサムライは見逃さなかった。

今まで何度繰り返しただろう。
今まで何度見せてくれただろう。

イチローが振りぬいた“刀”は鮮やかな弧を描き、“獲物”をまっすぐに弾き返した。



旅は終わった。
長く苦しい、戦いの旅だった。
しかし我々は帰ってきた。
「世界一」という名のふるさとへ。



叫ぼう、誇りを。
掲げよう、旗を。

遠い異国で戦った、サムライたちに届くように。

(冒頭の「日の球」イラストは「たんたんBLOG」からお借りしました)



09年3月26日、カネシゲタカシの3冊目となる単行本が角川書店より発売されます。
そのタイトルは「1丁目のタイムカプセル〜機動戦士ガンダムより」。

「1丁目のタイムカプセル」は季刊で発行されていた「ガンダムエース増刊ガンダムエーススペシャル」にて07年4月より連載していた作品です。
その後は「月刊ガンダムエース」本誌に読みきりとして掲載。
そしてこの度、2話分(48ページ)を新たにコミックス用に書き下ろし、発売に至りました。

舞台はガンダムブームに沸き返る80年代の大阪郊外。
新しいものと懐かしいものが混ざり合う時代の空気の中で、たしかに「未来」を感じていたあの頃の子どもたち。

ガンプラ、ガンダム映画、ゲームウオッチ、ゲーム電卓、ひみつ基地、メンコに給食、牛乳キャップ・・・

「1丁目のタイムカプセル」は、ガンダム世代の小学生らが繰り広げるハートフル・ギャグコメディです。



そしてこの「1丁目のタイムカプセル」、何がいったい素晴らしいって、帯の推薦コメントが実に豪華!

我らが野性爆弾のロッシーさん川島さん
そして大好きな先輩・ハリウッドザコシショウさん
「やりすぎコージー」のロケでもお世話になった偽アムロ、若井おさむさん
「オッス、おらニート」でおなじみのガリガリガリクソンさん
そしてガンダム芸人といえば何と言ってもこの人、土田晃之さん



おかげさまで全体的に“あらびき”な匂いのする、素晴らしい帯が完成しました。
(特にザコシさんと川島さん。さすがです。フリーダムです。)
ご協力いただいた芸人の皆様、本当にありがとうございました!



笑えて、泣けて、懐かしい。
ガンダムネタも満載ですが、ガンダムファンでない方も絶対に楽しんでいただけます。
定価は560円(税別)
「1丁目のタイムカプセル 機動戦士ガンダムより」を何卒よろしくお願いいたします!




「虎の会09」、行ってまいりました。
初出席です。

詳しくは参加されたお歴々のブログ記事をどうぞ。

自称阪神タイガース評論家/虎の会09
わたくしカネシゲと、「虎の会」主催者である新保信長さんとの出会いにまで言及してくださってます。

阪神守護天使・今日のおちちゃん/3月14日(土) オープン戦【阪神●3-7○西武】(スカイマーク)
酔っ払っているワタシが描かせていただいた、ぐだぐだなサインが。
おや?最近の「イガワくん」には入っていないけど、このイガワくんは目の下にシュッと線が入ってるぞ。
理由はochichanとワタシだけのひみつ。

D-BLOG/2009虎の会
杉山原理主義を貫いたzero-52さん。

さらにはSPA編集部からW編集長とHさん、美術ジャーナリストにして元重量挙げ選手の新川貴詩さん、アーティストの中村ケンゴさん、フリー編集者のOさん…などなど(この一文、toraoさんとこから引用)


え?
それで「虎の会」はどうだったのって?
一言で言います。


「とてもよいものでした。」


なんといいますか、ものすごく居心地が酔い良いというか、東京の片隅に良い大人がぞろぞろ集まって、真弓構想の推理から、スタメンレギュラーの予想、勝ち星予想、順位予想までたっぷりと。
あげく定詰がどーだった、中込があーだったをはじめ、にわか阪神ファンなら虎党集会と気付かず素通りするであろうディープな話題までフルコース。
最後の最後は終電間際の新宿をtoraoのアニキとochichanと並んで歩きました。なんと贅沢!

誘っていただいた新保さん、そして出席された全ての皆さんに心から感謝です。

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