カネシゲタカシBLOG

漫画家・カネシゲ タカシのブログです。(旧ブログより2013年春に移転)

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2014年08月

野球大喜利「アサ芸杯」の第5シーズンの全記録は以下の通りです。
(第81回戦(14年4月3日号)〜第100回戦(14年8月28日号)までの期間で集計)



【シーズンベストナイン(10位以内)】

順位と選手名 合計
1 ikasoumen2 58
2 marine_yamada 48
3 G88man 47
4 taraco 40
5 gol70 39
6 ko_do_mo 35
7 adoreman 28
7 hhelibe46 28
9 toriaezu_s56 27
10 Gesotoku 21


【総評】
第5シーズンはikasoumen2選手が念願の初優勝を決めた。
前半5試合で計5打点と常連陣の中ではややスタートダッシュに躓くも、その後は残り15試合で14試合採用という圧倒的な強さを見せつけ、最終的には計58打点。昨シーズンにko_do_mo選手がうちたてたシーズン打点記録「54」を塗り替えての堂々たる優勝であった。2位に泣いた第3シーズン、6位に沈んだ昨シーズンの悔しさをバネに大きく羽ばたいた。その栄誉をたたえたい。

2位には第2シーズン覇者のmarine_yamada選手が見事ランクイン。
王者の座をko_do_mo選手に明け渡して以降も7位、5位のポジションからたゆまぬ努力を続け、見事クリンナップに返り咲いた。すべてを投げ打ち野球大喜利にかけるその姿は“ミスター野球大喜利”(ミスターSASUKE的な意味で)の愛称にふさわしいと誰もが認めるところであろう。

そんなmarine_yamada選手に1打点差と肉薄し、見事3位に輝いたのはG88man選手だった。
なんといっても第85回戦(4ページスペシャル)で魅せた1試合最多打点記録「11」が圧巻。なおG88man選手は初のシーズンベストナイン入りでいきなり第3位に輝く大活躍(前回12位)。「フルシーズン参戦するとなかなかタフですね。夏場のルーキーの辛さがちょっとだけわかった気がします」というDMでのコメントが印象的だった。

※ ※ ※

さて、節目の100回戦を無事に迎えることができた野球大喜利の公式戦「アサ芸杯」ではあるが、ここまで来ることが出来たのも日々参加してくださる“大喜利ーガー”諸氏のおかげである。あらためてここに深く感謝したい(すごく偉そうな口調だが、そういう風に書き始めちゃったんだから仕方がない。お許し願いたい)。

また、今回もしっかり言っておこう。試合を重ねるごとに白熱するアサ芸杯の戦いは、その笑いのレベルや採用難易度において、もはや“メジャーリーグ”である。よってベストナインどころか1度採用されるだけでも十二分に凄いということを、是非知っておいていただきたい。

ちなみにご存知の方が多いと思うが、90回戦より「採用まであと一歩」という最終候補作をウェブ上にまとめる試みを始めた(一部「絶対採用しないきっつい下ネタ」や「細かすぎて伝わらないマニアックネタ」も列挙しているのが特徴)。

http://togetter.com/id/89_ogiri

一読いただければわかると思うが、最終候補作といえど十二分な面白さである。いままで一度も採用されたことがないという方は、まずここへの掲載を目標とするのも良いだろう。毎回2,000~4,000本の投稿が集まるアサ芸杯の最終候補作品には、それだけ価値がある。


では、これより第5シーズンベストナインを選手名鑑風に紹介し、その健闘を大いに讃えたい。

※ ※ ※


【1位】ikasoumen2選手(58打点)

本人が“聖域越え”と語ったように、野球大喜利界のレジェンドことko_do_mo選手のシーズン打点記録を4上回っただけでなく、8試合連続安打という新記録までも樹立。圧巻の戦いっぷりであった。そのヒッティングスタイルは、オンリーワン・オブ・オンリーワン。「この人、打つ気ないんじゃないか?」と思われるような脱力的構えから、誰も予想しなかった方向に打球を飛ばすドカベン殿馬のような“秘打”を操る。変幻自在の軟体系、噛めば噛むほど味がでる。「いかそうめん」とは言い得て妙だ。第96回戦「こんな野球ゲームは絶対に売れない」では、「山本昌のグラフィックだけドット絵」「最初はスライムや福留と戦ってレベルを上げていく」などの長短打ち分ける回答で計8打点。シーズンの勝利を決定づけた。来季は60打点越えで2連覇ぴよ!


【2位】marine_yamada選手(48打点)

シーズン中盤から終盤にかけて6打点を3度、5打点を2度記録するなど怒涛の追い込みを見せた“ミスター”の奮闘に胸が熱くなった大喜利ーガーも多かったのではないか。第99回戦「こんなピッチャーはイヤだ」では「おおきくヅラかぶって」、「セットアッパーかと思ったらホットペッパーだった」の2安打で6打点。さすがトークライブの野球大喜利スライドショーで長谷川晶一氏に「このmarine_yamadaって人、バカですね」と言わしめただけの男である(まあ長谷川氏もまさか数メートル先に大喜びする本人がいるとは夢にも思わなかっただろうが)。バカはバカでも、愛すべき野球バカ、そして大喜利バカ。最大級の賛辞を受けて来シーズンも大いに輝く。


【3位】G88man選手(47打点)

初のベストナイン入りでいきなりクリンナップの座を射止めた野球大喜利界のシンデレラボーイ。豊富な知識に裏打ちされた安定感あふれるスイング。そして“うまいこと”言わせれば、ちょっと右に出るものがいないんじゃないかと思わせるような抜群の技術力。まさに正攻法。まさに正面突破。遅れてきたスラッガーがアサ芸杯の歴史に名を刻んだ。第85回戦「テレビドラマのタイトルをちょっと変えて野球ドラマにして下さい」では『筒香似のいい女(都合のいい女)』、『赤ヘルが金なくて(ポケベルが鳴らなくて)』など計4本採用で11打点を獲得。アサ芸杯の最大不倒記録となるか?とにかく戦い方はわかった。次こそ頂上にグータッチだ!


【4位】taraco選手(40打点)

自己記録更新の40打点。それでも順位は変わらず、前回、前々回に引き続き3度目の4位。だが大喜利ーガーたちは知っている。「アサ芸杯最終候補作まとめ」の“下ネタ部門”において、誰よりもいびつな光とオーラを放ち首位独走するこの男の勇姿を。第81回戦「平凡な女子大生のヨシ子さんが『人気売り子ランキング』ぶっちぎり1位に輝いた理由」では「体型が樽なのでどうしても募金してしまう」「ヨシ子の天然芝見る?」のマルチ安打で5打点。シーズン初っ端からいろいろ仕上がってるところを見せてくれた。最大の魅力は置きに行かないフルスイング。次こそ悲願のクリンナップ目指す。


【5位】gol70選手(39打点)


序盤3試合で16打点とスタートダッシュに成功。書籍『みんなの あるあるプロ野球~極~』『プロ野球ことわざリーグ』での最多採用に続く史上初の“3冠”を目指すも、最終的にはゴルゴルの5位(←ゴムゴムの実っぽく表現)。しかし前回の22打点(9位)から大幅に成績を伸ばし、打点の自己ベストも更新。その存在感をみせつけた。第89回「こんなダルビッシュ有はイヤだ」では「『ノーヒットノーランしたら再婚しよう』と紗栄子と約束している」のMVPを含む3安打で8打点。すっかり持ちネタと化した紗栄子ネタが冴える。紗栄子だけにサエる。サエサエのサエ。時は来た、栄光はキミに輝く。


【6位】ko_do_mo選手(35打点)


もはや説明不要。誰もが認める野球大喜利界のレジェンド。今季は中盤やや伸び悩み、惜しくも3連覇とはならなかったが、気持ちを切らすことなく終盤6試合中5試合でヒットを放ち、来季につなげた。なお100試合を終えた時点での通算打点が「215」と唯一の200点越え。1試合平均にすると2.15打点で、これは「全試合で1採用以上」に換算できる脅威の記録である。87回戦「私立野球バカ小学校の運動会はここがスゴい」では「スポーツマン1人とガリ勉4人のトレードが成立する」などの回答でマルチ安打。才能の底は見えない。来季の合言葉は“王座奪還”のみ!


【7位(同率)】adoreman選手(28打点)

動かざること“鉄”のごとし。第1シーズンからベストナインの座を守り続ける、その男の名は市川鉄男。野球大喜利に欠かすことのできない不動のレギュラーとして今季も活躍。86回戦「昔はよく言いました。『人気のセ、(   )のパ』」では「人気のセ、(微笑のペ、実力)のパ」と、力技の芸能ゾーン打ちなどでマルチ安打を記録した。これまでの最高順位は第2シーズンの4位。実力はわかった。すでに「鉄」は「いぶし銀」の輝き。次に狙うは「金」でしょ!「ダイヤモンド」っしょ!


【7位(同率)】hhelibe46選手(28打点)


“野球女子”が流行りなら“野球大喜利女子”がいたっていいじゃない。第4シーズンでtoriaezu_s56選手とともにマドンナ旋風を巻き起こした野田マチコことhhelibe46選手が今回も見事ランクイン。順位こそは落とすも、節目の100回戦「岩瀬仁紀の大胆すぎるイメチェン作戦」にて「悪魔メイクで10万400セーブとか言い出す」と回答し見事MVP。持ってるところをあらためて証明した。無駄のないフォームから繰り出される美しき言葉(と下ネタ)の数々。咲くやノダマチ。エースをねらえ!


【9位】toriaezu_s56選手(27打点)

「お前“とりりん派”?それとも“マッちん派”?」 そんな男子大喜利ーガーたちのウワサを軽くあしらうように、悠々と4季連続のベストナイン入りを決めたビーナス・オブ・野球大喜利。84回戦「赤ずきんちゃん~プロ野球編」では「高橋由伸から『ウルフ』というあだ名が全く定着しなかった話をされ困惑する赤ずきんちゃん」「赤松んちゃん、あのホームラン捕ってきて」の回答でMVP含む7打点の爆発。いいぞ、とりりん。トップをねらえ!


【10位】Gesotoku選手(21打点)

この男を抜きにアサ芸杯の歴史は語れない。初代王者Gesotoku選手が第2シーズン以来となるベストナイン返り咲きを果たしたことは特筆に値する。次々と現れるライバルたちの猛攻でペースを崩すことなく、たゆまぬ努力と精進で激流を這い上がってきた。82回戦「阪神が考えたグラティに代わるホームラン後のやりすぎパフォーマンスとは」では「『お前が投手でいてくれてマジ感謝』的なJラップ」の回答でMVP獲得。大喜利愛は誰にも負けない。ふたたび栄光の場所へ!




【シーズン記録(1位~30位台まで)】



順位と選手名 合計
1 ikasoumen2 58
2 marine_yamada 48
3 G88man 47
4 taraco 40
5 gol70 39
6 ko_do_mo 35
7 adoreman 28
7 hhelibe46 28
9 toriaezu_s56 27
10 Gesotoku 21
11 machakick 20
12 55hawks 19
13 bocontan 16
14 masasi_kari 13
14 kumatanton 13
16 scarecrowyugo 10
16 kotonosamurai 10
16 Enayaso_Ogiri 10
19 hoshizo_0123 9
19 SAZZY_KTY 9
21 suwahide 8
21 sandiuyonban 8
21 mame_otanQ_115 8
21 negibatake_p 8
25 d3tshota 6
25 gull_bp 6
25 takamabo 6
25 sabakanf 6
25 aikawamaico_b 6
25 okitetu2009 6
25 tanekingyo 6
25 ponnieblue 6
25 shophnet 6
25 nikuman7 6
25 asamidou 6
36 mira_is_angel 5
36 fb_moba 5
36 joronelo1006 5
36 mannakamassugu 5
36 endow_k 5
36 bossKT_SYK 5
36 buggitaro 5
36 uribo2 5




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