ツイッター野球大喜利を主催しております漫画家のカネシゲタカシです。
いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。

ツイッター上では既に告知させていただきましたが『みんなの あるあるプロ野球』シリーズの続編を2016年3月中旬に発売させていただくことが決定いたしました!

なんとシリーズ第5弾。僕のなかでも予想できなかった息の長いシリーズとなりました。これも投稿をくださる〝大喜利ーガー〟の皆さま、そして出版社の皆さま、そしてそしてなにより『あるプロ』を手に取ってくださる読者の皆さまのおかげと、心より感謝しております。

本当にありがとうございます!!

この本に対する僕の思いは最後に述べさせていただくとして、まずは投稿のルールと法律的な規約についてご説明させてください。


【あるあるネタ投稿のルール】

・ネタ募集は11月4日(水)よりツイッター野球大喜利のアカウント(@89_ogiri)にて行う予定です。

・お題ツイートに対して非公式RT(推奨)にて回答してください。その際にハッシュタグだけは必ず残してください。(こちらはハッシュタグによって回答を収集しています)

・おひとりで何度投稿してもOKです。

・もしもネタがかぶった場合、投稿が早い順ではなくより言い方が面白い方のネタを優先的に採用させていただく場合があります。

投稿期間は1つのお題ごとにそれぞれ3日間とさせていただきます(例:11月6日正午に出題したお題の募集締め切りは11月9日正午までです)。

・ネタ採用させていただいた方全員に、謝礼として〝粗品をプレゼントさせていただきます。

・その他、各種お知らせに関しては随時「ツイッター野球大喜利」にて告知させていただきます。


【投稿規約(法律的な決まり)】

以下は投稿に関する法律上のお話です。必ずお読みいただいた上でご投稿願います。

『みんなの あるあるプロ野球5(仮称)』に関する「あるあるネタ」投稿規約

・投稿いただいたネタの中から優秀作品を選び、2016年3月に講談社より発売予定の書籍「みんなの あるあるプロ野球5(仮称)」にイラストやコメント付きで掲載させていただきます。

・掲載に際して内容を一部編集させていただく場合がありますがご了承ください。

・投稿いただいた作品の著作権は投稿者に帰属しますが、カネシゲタカシ及び株式会社講談社は、日本国内外において、非独占的に使用(複製、公開、送信、頒 布、翻訳、翻案を含み、以下同じ。)し、又は第三者に使用許諾することができるものとします。また投稿者は書籍に掲載した作品について、著作者人格権を行 使しないものとします。

・書籍への掲載に際しましてはツイッターのDM(ダイレクトメール)にて事前にその旨ご連絡差し上げます。匿名での掲載も可能ですし、断っていただいても構いません。
(DMをお送りする関係上 事前に@89_ogiriをフォローしておいていただけると助かります)

・掲載時には投稿者のツイッターアカウントを表記させていただきます。(例:@kaneshige_t)



以上になります。

たくさんの野球好きの皆さまのご参加、心よりお待ちしております!


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さて せっかくの機会なので、僕が『あるプロ』シリーズに抱いているひそかな夢について少し語らせてください。

僕は『あるプロ』シリーズが野球ファンの裾野を広げる定番のツールになって欲しいと心底願っています。
そしてそうなることが夢であります。

例えば「野球を知らないウチの子が『あるプロ』を笑いながら読んでます」などといった感想を寄せていただくことがあります。そういう声を聞くのが一番嬉しいんですね。なぜなら僕はこの本を、「野球を知らない人でも楽しめる」ということを究極の目標に作っているからです。

初心者でも なんとなく笑って楽しめる、そして笑いながら「このチームは人気あるんだな」とか「この選手は天然ボケなんだな」とか、球団や選手のキャラ付けがなんとなくできていく。そうなれば、しめたものです。なぜならそれらのキャラ付けは、野球をより深く楽しむ大きなきっかけになるからです。

例えば僕はラグビーについては全く詳しくありません。ですが、もしも「ラグビーあるある」という本が世にあれば、きっとあの五郎丸歩選手の例のポーズについて大きく紹介されていたことでしょう。
もしも「へぇ、そんな面白い選手がいるんだ」と頭の片隅に入れたあとで、あのラグビーW杯のテレビ中継やニュース映像を観ていたらどうだったでしょうか?
 きっと「あの本に載ってた選手だ!」と楽しくなったと同時に、ラグビー競技そのものへの愛着もぐっと深まったことでしょう。競技の裾野を広げるためには こういったきっかけ作りが大切だと思うのです。

かつてその役割を果たしていた『がんばれ!!タブチくん!!』や『かっとばせ!キヨハラくん』のような野球ギャグ漫画も、いまでは絶滅危惧種となってしまいました。それらの漫画が老若男女の野球ファンを増やす役割を担っていたように、『あるプロ』が野球ファンの裾野を広げる定番のツールになってくれていればいいなと、心から願っています。(ちなみにカネシゲ個人として同様の挑戦しているのが『ベイスたん』というアプローチなのですが、それについて語るのはまたの機会に)。

さて、肝心の『あるプロ』の内容ですが、巻数を重ねるごとにオーソドックスなネタ(=ベタネタ)が減り、野球マニア向けの「マニアックなネタ」が増える傾向にあるのはどうしても避けられません。これでは初心者ファンは置いてけぼりになってしまいます。しかし、そこに「1コマ漫画」というエッセンスを加えるとどうでしょう。より分かりやすく、より面白おかしくネタの肝を伝えることができるのです。
これは『あるプロ』シリーズ刊行へのヒントを与えてくださった『野球部あるある』(著・菊地選手/イラスト・クロマツテツロウ)のフォーマットが優秀であることの証明です。菊地選手には毎回頭が下がる思いです。

また『あるプロ』では毎回「オマケのあるある」として「野球好き女子あるある」や「初心者ファンあるある」などの切り口を加えることで、12球団に限らない新鮮なあるあるネタを提供しています。

またコメント欄等でしっかり解説を加えたり、分かりやすい構成を心がけたりすることで、さらに読み手の理解を深めてもらうことができると思っていますし、そこに尽力することが僕の最大の役割だと考えています。

これらは全て野球ファン初心者の方にも読んでいただきたいという、強い願いからであります。
もちろん、マニアなファンの方も楽しめるシリーズであることは、一読すれば分かっていただけるでしょう。
でも、それだけではダメなのです。幅広くたくさんの人の心を掴んでこそ野球界の裾野が広がるのです。
欲張りな試みですが、知恵をしぼればそんな一冊を作ることも不可能ではないのです。


想像してみてください。未来のプロ野球選手が「あるプロシリーズで野球に興味を持ちました」とか「あるプロに取り上げられるのが夢でした」なんて語ってくれたら、とってもうれしいじゃないですか。

そんな途方も無い夢を みんなで一緒に見ませんか?
ちょっとロマンチックなお誘いです。

野球愛あふれる大喜利ーガーの皆さま、どうぞ今回も力を貸してやってください!




ちなみに前回は巻末に「あるある漫画」を掲載するという実験的な試みを行ったのですが、今回もまた新たなる試みをご用意しております。ちょっと今までにない企画ですので、どんなページになるのか僕も楽しみです。

みんなでつくる みんなの書籍、『みんなの あるあるプロ野球5(仮)』を、何卒よろしくお願いいたします!