タイガースの外国人に「スペンサー」という名前が挙がっていますね。
伝聞のみで申し訳ありませんが、なんかトラブルが多い選手のようでかなり心配。

以下はサンスポよりの引用です。

【スペンサーのトラブル歴】

 ★94年 大リーグがストライキに突入。ストの間、オーナー側は代替選手と契約してシーズン続行を目論んだが、スペンサーも、その“スト破り”と言われた代替選手の1人だった

 ★04年3月 メッツの春季キャンプ中、カリム・ガルシア外野手(現オリックス)とともにピザの配達員と激しい口論に。逮捕こそされなかったが、球団から罰金処分を科せられた

 ★7月22日 ニューヨーク市内のバーに夫人と出かけた際にサンダル履きで誤ってガラス片を踏み、右かかとを5針縫う負傷。このため15日間の故障者リストに登録された

 ★7月27日 未明にフロリダ州ポートセントルーシーで制限速度70マイル(113キロ)を98マイル(158キロ)で走行して逮捕され、微量のアルコールも検出された。同日中に350ドルの罰金を払って保釈されたが、結局、一連の騒動がもとでメッツから放出された


ピザの配達員と激しい口論…。
セコイ。

ガラス片踏んで負傷。
アテネ五輪の時の中村紀洋選手みたいですね。
同じ右足。
中村選手の方が1針多く縫ったので勝ちとしておきます(むなしい勝負)。

スピード違反。
おお、「公道のF1セブン」こと上坂さんと会話が弾みそうですな。
ただこちらも制限速度83キロオーバーを記録した上坂の勝ちとしておきます。

あ、一ヶ月近く前の話を持ち出して申し訳ないが上坂選手。
前代未聞の「執行猶予中プロ野球選手」の身分で今年の契約を「保留」したのは愚かの一言。
ぼく、当然彼はクビになってもおかしくないと思ってましたから。
彼は自分の行為と立場に関して、なにをどこまで自覚しているのか、いまだに疑問です。


さてさて、スペンサー。
率直に言って大丈夫か?

以下は岡田監督の話。

 −−スペンサーは素行面で悪評がありますが

 「一回何かあったみたい。それも聞いてるよ」

 −−グラウンドの中で結果を出してくれればいい?

 「外国人に関してはそう」

 −−酒グセが悪いとか

 「飲まさんようにささなあかんな。グラウンドを離れても2人で話をすればいい。特にシーツはセ・リーグでやってたから、そういう意味で(2人とも)早く順応できると思う」


やっぱり甘いな…。
泣けるぐらい、甘い。


そもそもこういう素行の選手を獲得しようと考えることが意味不明ですが、「グラウンドで結果を出せばいい」という無責任な放任主義も輪をかけて悪い。
獲得するからには、責任もって管理しましょうよ。
グラウンドの中も外も。

一般に、日本のファンに好まれ、成功しやすい外国人のタイプは、例えばシーツのように「真面目・紳士・日本への順応能力」
人気の面でも成績の面でも、これらのキーワードがポイントになります。
スペンサーのような、アメリカ社会にも順応できなかった選手を、どうして日本に順応させることができようか。

教育係としてシーツに期待するのも、シーツにしてはいい迷惑かもしれませんよ。
ていうか、そんなややっこしい選手をそもそも獲らないでほしい。

ウッズ獲得計画にはじまった補強もなにかと迷走。
岡田監督の言葉の弱さも、いまだ変わらず。
来季のタイガースも、やっぱり心配です。