なんというかのんびりというか、頑固というか。
関西ならではというか。
王道を好むというか。
王道をせっせと再建している間に、勝負勘を失ってポロポロ損が膨らんでいるというか…。
そういう試合、たくさん見たなぁ。


いや、岡田監督の采配のことなんスけどね。
今岡のスランプの酷さが大きな原因ですが。

たしかに去年は一人で140打点以上。
脅威の数字ですよ。

ただね。

何人かで140打点でも充分なんですよ。優勝するためには。
今まで今岡に「どうぞお召し上がりください」と差し出していた打点は、みんなで補えばいい。
それがあたりまえの野球だと思う。

「今岡の活躍なくして優勝はない」
これはそうかもしれない。
だけど「今岡の去年並みの活躍なくして優勝はない」というのは嘘でありベンチの怠慢である。
「去年が異常な活躍やった。」ぐらいの危機意識が欠けている気がするんやけどなぁ…。

しばらくすると人が変わったように打ち出すかもしれない。
だからその前に言っておこうっと。
(今岡はファームとの親子ゲームかなんかで調整するって手も考える時期だと思う。)

あと僕の見立てだと、岡田監督は不動のレギュラーに固執しすぎてチームの世代交代に失敗する典型的なタイプ。
いや、岡田監督に限らずこれは誰がやっても本来難しい。
(原監督あたりは上手ですけど。)
それでも阪神は金本さんがいるから、余計難しいだろうなぁ。
1番深刻なのは捕手の世代交代。
ワンサイドゲームのときぐらい、浅井や野口を使って欲しいなぁ。