あけましておめでとうございます!

皆さん年末年始はいかがお過ごしだったでしょうか?
僕はテレビ東京の特番に出たあと(おそらく2010年、一番最初にテレビに出た漫画家だったことでしょう)、すぐに車で西へ向かいました。

そしてその道中、愛知県刈谷市にある「刈谷ハイウェイオアシス」という所に立ち寄り、刈谷市出身のスーパースター・赤星憲広選手にまつわる展示を見てまいりました。

きっかけはサンスポさんの去年12月31日の記事。(現在は削除されています)

伊勢湾岸自動車道(第2東名高速道路)の刈谷ハイウェイオアシスには「刈谷市出身の有名人紹介」として赤星氏の中学時代の作文、グローブやバットなどが展示されている。


伊勢湾岸自動車道は何度も通ったことのある道。
にもかかわらず、こんな展示があったとは全く知らなかった。

というわけで、さっそくご紹介。



ハイウェイオアシスの定義は知りませんが、簡単に言えばパーキングエリアの豪華版です。
観覧車や温泉施設まであります。
赤星さんの展示は、「オアシス館 刈谷」という立派な建物の中にありました。



バットやグラブが展示されています。




中学時代のグラブ。




これは高校時代のグラブ。




一番手前の「バット/現在」とされているもの以外は、実際に試合で使われたものだそうです。
シドニー五輪のものもありますね。

 



スパイクには「RED STAR」の文字が。
公式戦で使用されたものだそうで、土がついた状態で展示されていました。
このスパイクで甲子園の土を蹴り上げ、チームを何度も勝利に導いたのかと思うと感慨もひとしおです。




帽子はタイガース創立70周年記念仕様だそうです。
(ちなみにユニフォームはレプリカ。残念!)




壁には思い出の写真とともに「赤星憲広ヒストリー」が。

誰もが個人情報に敏感なこの時代に「名鉄スイミングスクールに通っていました」などの楽しい記述が満載。
「JR東日本時代の役職、1年目・人事、2年目・営業」なんて記述も。



十数年前の写真なのに、走る姿で「ああ、赤星さんだな」としみじみわかります。



これはJR東日本時代に参加したシドニーオリンピックでの写真。
松坂大輔や、プロ入り前の阿部慎之助の姿も見えます。





「徹底解剖 赤星憲広」
ドラえもんでこういうの、見たことあります。
やはり注目は太ももでしょうか。




赤星さんがこだわり続けた、赤い車椅子も展示。
これ、かっこいいなぁ。
きっとたくさんの人々を勇気づけたことでしょう。
その功績はいつまでも色褪せません。




ご本人がここを訪れている様子も紹介。




廊下の壁には写真パネルの展示が。



この一枚がなんとも言えません…。


※   ※   ※

こういう展示があることを引退してから知ることになるとは皮肉なものです。
いままで何度も通ってきた道路だったのに。

入場はもちろん無料ですので、みなさんも機会があれば是非「刈谷ハイウェイオアシス」へどうぞ!




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