野球大喜利「アサ芸杯」の第3シーズンの全記録は以下の通りです。
(第41回戦(13年6月13日号)〜第60回戦(10月31日号)までの期間で集計)



 【シーズンベストナイン(10位以内)】

順位 選手名 合計
1 ko_do_mo 43
2 ikasoumen2 40
3 gol70 35
4 taraco 31
5 sabakanf 28
5 toriaezu_s56 28
7 marine_yamada 26
8 adoreman 25
9 gull_bp 23
10 corleone_k 22




【総評】

まさに激闘!熾烈を極めたアサ芸杯の第3シーズンを制したのはko_do_mo選手だった。
第2シーズン、第3シーズンともに僅差の2位に泣いた男が三度目の正直で掴んだ栄冠。
ついにアサ芸杯が関ヶ原を超えた。

そんなko_do_mo選手と最後までシーズンMVPを争ったのはikasoumen2選手だ。
第2シーズンは折り返し地点からの参戦にもかかわらず13位と大健闘。頭角を現したとおもいきや、そこから一気にスターダムに駆け上がった。
後半トップに立って以降そのまま逃げ切るかと思われたが、59回戦で7打点を挙げたko_do_mo選手の気迫に押された格好となり、3打点差の2位となる。

そして野球大喜利のクリンナップといえる3位のポジションに滑り込んだのはgol70選手である。
中盤戦以降も一時は首位に立つ堂々の戦いっぷり。これまで10位→5位→3位と着実に階段を登ってきた努力家が、とうとう悲願のクリンナップ入りである。



回を重ねるたびに新たな選手が台頭してくるアサ芸杯は、その笑いのレベルや採用の難易度において、もはやメジャーリーグであると言っても過言ではない。以下に今回のベストナインを選手名鑑風に紹介するが、ベストナインどころか1度採用されるだけでも十二分に凄いということを、監督としてここに断言したい。

すでに第4シーズンは幕をあけている。
血で血を…いや、笑いで笑いを洗う過酷なペナントレースはもう始まっているのだ。



※ ※ ※


【1位】ko_do_mo選手(43打点)
3度めの正直で悲願のシーズンMVPに輝いた、笑いの本場・大阪が誇る大喜利長距離砲。スタートダッシュはまずますも、44回戦~51回戦まで採用わずか1回という大スランプ。だがそれは南海ホークスも真っ青の「死んだふり作戦」だった。52回戦以降、9試合のうち8試合で得点。とくに58回戦の6打点、59回戦の7打点という全盛期の今岡誠が乗り移ったかのような固め打ちには世界が度肝を抜かれた。体勢を崩しながらでも真芯で打てる高い大喜利技術は誰もが知るところ。心から敬意を評したい。58回戦「こんな原辰徳はイヤだ」でMVPを獲得した「嫌いな人とグータッチする際は拳にサランラップを巻く」の回答は印象深いホームランだった。



【2位】ikasoumen2選手(40打点)
アサ芸杯への参戦は第2シーズン途中の30回戦から。ふらりと現れジャージ姿で打席に立ったかと思うと、やや変則的なフォームから繰り出す鋭いスイングを武器にみるみる頭角を現し、そのままクリンナップにまで上り詰めた天才型のスラッガー。とくに終盤のko_do_mo選手との激闘は歴史に残る戦いで「ごちゃごちゃ言わんと一番打ったらええんやろ」とばかりにノーガードで打ち合う2人の姿に日本中が酔いしれた。54回戦「ベテラン選手を激怒させる最も簡単な方法」でMVPを獲得した「それは打率ですか?血圧ですか?」の回答はいまも時々思い出し笑いしてしまう秀作。



【3位】gol70選手(35打点)

短い文言で球を捉えるスタイルで結果をつみあげ、気がつけばずいぶんと見晴らしの良い場所にきたのがこの選手だ。49回戦「神様に百億円もらった広島カープ。慣れない大金を手にしてとった驚愕の行動とは?」のお題では「スクワット電動アシストシートの設置」「チアガール『オタフク』結成」とさすがのマルチ安打。5週連続採用も記録し一時はトップに立つ。なお、このgol70選手の活躍により関西勢がクリンナップを独占するというアサ芸杯初の快挙を達成。次に狙うは当然“3位からの下克上”だ!



【4位】taraco選手(31打点)
25打点で5位、27打点で9位、そして今大会は31打点で4位。着実に進化を続けつつも どこかマイペースにみえるのは、誰も真似できない独特かつ不可思議なバッティングスタイルに由来するのかもしれない。お題「野球バカの女子が考えた画期的すぎる痴漢撃退法」では「電信柱に古場さん人形が見切れているので夜道も安心」、「ブラかと思ったらブランコだったのでそのまま場外に持っていかれた」マルチヒット。伝わるか伝わらないか、毒っ気入り交じる三振かホームランかの打撃のウラに深い野球愛がチラ見える。



【5位(同率)】sabakanf選手(28打点)
やっぱりこの男が上がってきた。序盤から中盤にかけて7試合連続無安打という苦しいスランプを乗り越え、後半おおいに巻き返し。やはり第1、第2シーズンともに3位に輝いた実力は伊達ではなかった。お題「野球バカが所長をつとめる刑務所はここがバカ」では「再犯者を『おかわり君』と呼ぶ」「『収監ベースボール』を発行」の二つの回答で6打点。



【5位(同率)】toriaezu_s56選手(28打点)
女子選手が男子選手と対等に渡り合う件に関しては、野球界よりも野球大喜利界に分がある。前回7位から順位を上げたアサ芸杯に咲く一輪の花。それがtoriaezu_s56選手だ。記憶に新しい第60回戦「こんなドラフト会議はイヤだ」では「日ハムだけ誘われなかった」「不作の年はスウェットとかビーサンで来ちゃう」の2つの回答で7打点。



【7位】marine_yamada選手(26打点)
「ミスター」(ミスターSASUKE的な意味で)の愛称も各所で定着した感のある前回覇者。順位こそ下げたものの、その安定感と爆発力はやはり魅力的だ。「『バレンティンさん、シーズンHR記録更新までに最も苦しかったことは?』」のお題では、「王さん、ローズ、カブレラが、ホームランにならないように外野から息を吹いているのが見えた」という王道に「『アンタ・ガッタ・タフマン』のリズムで打撃フォームが崩れた」という変則を重ね、見事マルチ安打。



【8位】adoreman選手(25打点)
高いバッティング技術と“弾けるバカ”で3シーズン連続ベストナインに名を連ねる、野球大喜利界が誇る“午後11時の男”(←その時間帯の投稿に秀作が目立つ)。59回戦「『絶対に笑ってはいけない東北楽天』のハイライトシーン」のお題では「蝶野のビンタでも田尾れない!ケンカキックでも田尾れない!!」「ア~~美~~馬~~」のマルチヒットで7打点。得意の芸能ネタが冴え渡る。



【9位】gull_bp選手(23打点)
『みんなの あるあるプロ野球DX』にてネタ採用数第2位に輝いた実績をひっさげ、ついにアサ芸杯でも初のベストナイン入りを果たす。59回戦「『絶対に笑ってはいけない東北楽天』のハイライトシーン」のお題では「9回2アウトで『ヘキサゴン!』と叫ぶ里田まい」「契約金を楽天Edyで支給され真顔になるジョーンズとマギー」で6打点。下位打線で終わる器ではない。上位狙える。



【10位】corleone_k選手(22打点)
DH枠でベストナインに輝いたのは、第1シーズン10位からの返り咲き、corleone_k選手だ。文字ネタに独特の冴えを見せ、お題「ライオンズの応援に全力を出し始めた西武鉄道はここがスゴイ」では「すべての駅名に『松沼』をつける。例:松沼(下井草)」「涌井のお持ち帰り専用列車を導入」の二つの文字ネタ採用で4打点。まだまだ老けこむ年ではない(←このフレーズ、一度言ってみたかっただけ)。








【シーズン記録(11位~30位台まで)】

順位 選手名 合計
11 masasi_kari 21
12 mannakamassugu 16
13 Gesotoku 15
14 fundo4 13
14 kotonosamurai 13
14 kumatanton 13
17 solyase4423 11
17 同様投稿多数 11
19 whoelse1999 9
19 atatakaizukan 9
19 machakick 9
22 mira_is_angel 8
22 sandiuyonban 8
22 OGASAKI 8
22 manekineko1960 8
26 ponnieblue 7
26 scarecrowyugo 7
28 21st_planet 6
28 y_kagaya_1975 6
28 pikatyou 6
28 mame_otanQ_9 6
28 micchanmicimici 6
33 beniimo47 5
33 Lian_tora 5
33 heppoco_axman 5
33 xo_cameko 5
33 itochang1126 5
33 uribo2 5
33 takemura_takeko 5
33 buggitaro 5
33 lions_yushocats 5
33 hotatedorayaki 5
33 CrazyTigers2 5
33 gakuzou1976 5



【関連リンク】
・野球大喜利「アサ芸杯」第1シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第2シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第3シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第4シーズン結果&総評

・野球大喜利「アサ芸杯」第5シーズン結果&総評


・野球大喜利「アサ芸杯」通算記録一覧