カネシゲタカシBLOG

漫画家・カネシゲ タカシのブログです。(旧ブログより2013年春に移転)

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2005年07月

対ジャイアンツ三連戦も順調に勝ち越し!

二戦目の福原忍は味方の先制点を、相手先発・高橋尚成に打たれたことをきっかけに吐き出して敗戦。
また、ワンアウトからランナーを二人置いたチャンスの場面に強攻策で最悪のゲッツー。

かたや三戦目の安藤優也はツーアウトだったとはいえヒットで繋ぎ、そこから一挙8点をもぎ取るまさかのビッグイニングを演出。

要するに、投手が打てばチームは勝てる。
「勝ちたきゃ、おまえが打て」
もうこれは野球の鉄則。
それが如実に出た二日間でした。

福原忍。

名前のとおり耐え忍ぶ日々が続く。
好投を続けても援護点に恵まれないこういう投手は、毎年どこのチームにも一人は存在する。

でも、大丈夫。
いつかは勝てる。
そして、優勝というモチベーションがある限り、気持ちが切れることもないだろう。

幸運を祈る!


あ、そうそう。
「マレンみたいなのを、誰が連れてきたんだ」って某ナベツネが切れてました。


まぁたまたま一試合ダメだっただけで、よくも言うなぁ。
昨日みたいな試合は、年に何回もない展開だぞ。
おそらくマレンの野球人生でも数えるほどのはず。
たまたまだろう。

泣けてくる。
こういう発言をする人間が上にいる限り、ジャイアンツは強豪球団でもライバルでもありません。
単なるネタ球団です。

それじゃ、困るんだよ。まじで。

今日横浜のクルーンがついに日本球界最速・161キロのスピードボールを投げ込みました。僕は今まで日本の球場のスピードガンは159キロまでしか計測できないものが置かれているのかと疑っていましたが、それは間違いのようでした。


◆阪神1-1横浜



今まで159キロまでは連発していたクルーン。
なにが彼に今日という日を選ばせたのか。

適度な気温?
それ、正解。
ただ、気温といっても「試合」の温度ですよ。

ヒートアップさせたのは虎投手陣の気迫。
そして横浜投手陣と守備陣の粘りと気迫。
それに尽きます。

同点で迎えた12回裏。
赤星憲広はその161キロを三塁側内野スタンドに飛び込むファール。その後凡退。
次の打席の鳥谷敬は160キロの速球を同じく振り遅れながらも三塁側にファールし、その後凡退。

それにしても反則ですよね。
140キロの変化球と160キロの速球の緩急なんて(笑)。
日本球界の打者は誰も体験したことないわな。

今日、三浦大輔は何度マウンド上で破壊王・橋本真也のことを思ったか。
志願の続投だったのでしょうか?
130球以上を投げ、充分に先発投手の責任を果たしてなお8回裏の打席に向かう三浦大輔の姿は感動的ですらありました。

対する虎のエース・井川慶にも、それを見習ってもらいたいなと思いつつも。
なんだか今日の井川慶がとても楽しそうに見えたのはなぜだろう?
調子はあまり良くなかったそうですが、目の輝きが違ったというか、本来彼の持ち味である「接戦で生きる投手」の本領が発揮されていたように思います。

あ、もう一人忘れてはいけませんね。

本来の持ち味「線ギレ体質」を思う存分発揮。
見事"上映禁止処分"となった「魁!スペンサー高校」を。

あれ、普通にストライクやったような気がする…。
審判もマジギレしてました。

ちなみに「魁!スペンサー高校」の特殊能力につきましてはこちらをご参考に。


表題の通りです。

今年からヤクルトの主催試合は「フジなんたらかんたら」ってチャンネルが独占中継になったんでしたっけ?
僕の家のケーブルテレビでは追加料金をいくらか払わないと見られないんですよね。
だから今週はずーっとgooのリアルタイム中継を仕事しながら見ていました。

「フジなんたらかんたら」、いらんことすんな!って思います。

あとGAORAもオプション料金になってしまうウチのテレビ環境では、阪神広島戦が見られないことも多いです。

で、そんな際に役にたつのが「録画中継」ってやつですよ。
生放送ではないものの、「録画中継だったらその日の22時ごろからやってるよー」ってケースがたまにあります。

でもね、あきらめて阪神戦以外の試合を見ていたら「それでは、他球場の途中経過です」ってやつが入るでしょ?

途中経過でいろいろと知ってしまうと、なかなか録画中継を見ようって気にはなりません。
負けた試合はなおさらですよね、やっぱり。

で、これは放送局さんに提案なんですが。

放送中に途中経過をはさむときは、「ではこれより一分間、他球場の途中経過をお知らせいたします。知りたくない方は、ご注意ください」とことわってから、流して欲しい。

その間、トイレかなんか行きますから。

なんかのクイズ番組でもありましたよね?
「はい、テレビごらんの方に答えが(テロップとして)出まーす。はい、消えまーす」っていちいち言うやつ。ヒントでピントでしたっけ?
あれは親切だった。
一緒に考えたい人は、目をつぶっていたらいいんですもの。


でも、それはそれで録画中継の前にブログ巡回とかして、うっかり試合結果を知ってしまうんだろうなぁ…。
情報化社会も考えものだ。

さて、告知がてら書きまーすなんて言ってるうちにどんどんと先を越され周回遅れになってしまった「きょうろぐ」の「阪神ファン意識調査」に答えてみようと思います。

こう見えてですね、実は去年よりもしっかりと阪神の野球はチェックしてるんですよ、僕。

太字の部分が質問文ですね。
では順番に。


1.ここまでの阪神の成績についての評価
正直、「デキスギ」なのか「いやもっといけた」という意識なのかと言う点


派手な連勝もなければ派手な連敗もないという展開の繰り返しで、気がつけば首位をガッチリと固めていました。
ただ投手陣の真の実力から言えば、「もっといけた」はず。あと5つぐらいは貯金があっても不思議じゃなかった気がします。


2.ここまででもっとも評価したい選手は?

これは難しい質問ですよね。
藤川球児かハシケン…



というわけで間をとって読売ジャイアンツのミセリ投手を。

彼がいてくれたからこそ、ジャイアンツナインの士気がグンと下がった。
味方にまわすと恐ろしい投手です。

ていうか、やっぱり藤川かなぁ。


3.逆にもっとも期待を裏切っている選手は?

井川なのか、福原なのか…
藤本さんは打撃では裏切っているものの、守備での貢献度は高いからなぁ。


ここはマジメに答えますが、意外な名前で太陽投手だと思います。
彼の登板やひとときの活躍には「復活!」という言葉がよくついて回りますが、よく考えると彼には全盛期もなければ実績もないわけで、「復活」という言葉は似合わない。

ようやく今季はスタートラインから一つ一つ積み上げてくれるシーズンになると期待してたんですがね…。



4.正直、今年優勝できるとおもっているの?
予想している今後の展開について


おそらく80%の確率でできますよ。普通に強いですから。

ヤクルトのように捨て試合をうまくつくって最終的に上位に食い込むというテクニックはありませんが(大観衆とアニキの存在が捨て試合を許さないという事情もありそう)、現在の阪神は普通に強いチームですから。
2勝1敗を繰り返し、どっしりとした強さでセントラルの頂上までのぼりつめていくことでしょう。

ほら、たとえば今年のマリーンズの強さって、瞬間最大風速がすごいじゃないですか?
派手な連勝が挟まって、怒涛の快進撃を見せつける。
優勝した03年の星野阪神もそんなチームでしたよね?

その強さを「ジェット機」に例えるならば、阪神の強さはまさに「戦車」。
なんか地に足をつけてガッシガッシとマイペースに、確実に走っているイメージなんですよね。
こっちのほうが、息切れは少ないと思います。

(あ、ちなみにソフトバンクホークスはジェット機の要素と戦車の要素を兼ね備えた恐ろしいチームです。)

先発投手陣に関しては、後半戦の巻き返しを予想しますね。
まだまだスタミナ大丈夫でしょ?
あと後半戦に二軍から出てきて、スルスルっと4〜5勝してくれる若手投手(先発でも、中継ぎでもよし)が出れば磐石。
手術をした三東にそれは期待できないとすれば、やはり能見投手かな。


5.もっとも怖い相手球団は?

やはりね、そこは中日です。
ナゴヤドームで3連敗でもした日には…
 

6.今後のキーマンになると思う選手は?

なんだかんだ言って、井川投手だと思いますよ。
もう「中継ぎの登板過多」が全阪神ファンの恐怖となっている現在、球界を代表する先発完投型の彼が本来の能力を出し切れば優勝間違いなしですもん。

そうなれば好循環。
全てがうまくいくはず。


7.岡田采配について
昨年と変わったと思うところありますか?


地に足のついた采配になりましたね。
ときどき代打起用にしても投手起用にしても疑問はありますが、結果論で片付けられる範囲。
大局に立った采配が目立ちます。
(島野コーチがどれだけその采配に関与しているのかが我々はわかりませんが…)

あと、やっぱり笑顔が多くなりましたね。
雑音が多い中、その軌道修正を一年でやってきたところは素直に評価。




以上です、編集長。
というわけで、まだご参加いただいてないトラファンの皆様も是非このアンケートにご参加くださいませ。
ペナント途中での自分の感想を整理しておくってのは、資料としても日記としても価値がありますよ。

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