カネシゲタカシBLOG

漫画家・カネシゲ タカシのブログです。(旧ブログより2013年春に移転)

ブログでは主に野球大喜利に関するお知らせを掲載しております。
最新情報はカネシゲタカシの「テクノカットスタジオ」(公式サイト)またはカネシゲタカシのツイッター@kaneshige_tをご覧ください。

2010年04月

昨日は渋谷にて、僕にとって珍しい漫画家だけでの飲み会。
忘年会などは編集さんも多く参加するので、漫画家だけってのは新鮮で楽しい会です。

まあ案の定、仕事の愚痴だのをあーだこーだと語り合うわけですが、興味深かったのが仕事のやり方の違い。

例えばパソコン作業で同じ作画ソフトを使っていても、やり方が人によって全然違うと。
ものすごく面倒くさい方法で作業している方いわく、「新しいやり方を覚えるくらいだったら、今の方法の方が早いかなーって」と。

この気持ち、すごくわかります。
いま面倒くさいやり方でも、新しいことを覚えることの方が面倒くさい。特に締め切りに追われる多忙な日々のなかでは、おっくうになるのは致し方ない。

そんな時に我々を救ってくれるのは、やはり漫画家同士の技術交流かなと。

百聞は一見にしかずで、例えば作画ソフトの使い方なんぞは1時間マニュアルを読むのと1時間詳しい人に聞くのとでは理解と進歩が格段に違うわけです。
僕が6〜7年前に初めてのパソコン購入とともにフォトショップを導入したときは、詳しい友人に2時間程度レクチャーしてもらったことが、ものすごく役にたちましたし。

何人かで集まり、あーだこーだと己のやり方を披露しあうことで「そんなやり方があったか!」「目からウロコとはこのことっス!」などと、いろんな発見がきっとあるはず。

とかく孤独になりがちな漫画家の作業、きっと僕を含めたたくさんの作家が間違った(正確に言えば効率の悪い)漫画の作り方をしているのでしょう。
例えばアシスタント経験者は、そこの先生のやり方を基本に漫画を覚えるだろうが、そのやり方が最も効率的で素晴らしいという保証はまったくないわけで…。

出版不況の世の中では、漫画家にもコストを抑えた効率的な描き方が求められます。
そんなとき、技術交流はすごく有意義。




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SBS

すっかりブログではなくTwitterばかりで情報を発信しているカネシゲです。
今回も過去の有意義(当社比)なつぶやきからいくつか抜粋し、コメントを加え、自意識過剰気味に紹介させていただきます。
こんなブログの更新方法があるってことは発見です。


フィギュアスケートは「よしもと新喜劇」の曲で踊れば最強かもしれない。コケればコケるほど、芸術点が上昇。
11:54 AM Feb 26th

オリンピックの頃のつぶやきですね。ほんの少し前のことなのに、ずいぶん遠い出来事のような気がします。



僕が連載中の野球4コマ「萌えろ!プロ野球」の評判を知るため検索すると、2ちゃんねるに「この作者、絶対なんJ民だ」という記述がチラホラ。すぐさま「なんJ」の意味を検索する僕は「なんJ民」ではないと思う。
4:33 PM Feb 26th

やはり自分の漫画の評判は気になるわけで、「萌えろ!プロ野球」をURLでググッてみたりするわけです。
するとだいたい「2ちゃんねる」にたどり着くと。
素で「なんJってなんじぇい?」と思ってしまった僕はなんJ民ではないのですが、そこの方々に喜んで(おおむね)いただいていることはとても感謝しております。

ちなみに僕がネット上の野球ネタに詳しいのはブログをやってるせいだと思います。
ブログを巡回していると、プロ野球を斜めから楽しんだあらゆるネタに遭遇するので。
そういうののネタ元が「なんJ」なんだろうな。



「木綿のハンカチーフ」では、故郷に恋人を残した男が「東へと向かう列車」で都会に向かう。都会を東京と想定すると、故郷はそれより西。勝手にド田舎と想像していたが、ひょっとしたら小田急・相模大野駅あたりかもしれない。この曲は相模大野⇔代々木上原間の話かもしれない。可能性はゼロではない。
2:38 PM Feb 27th

都会を大阪と想定すると阪神武庫川⇔梅田間の話かもしれません。
通えよ!って話です。


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