漫画家のカネシゲタカシです。
当記事では2017年3月に講談社より発売が決定した書籍『みんなのプロ野球川柳』(カネシゲタカシ・野球大喜利著)の川柳募集に関してお知らせいたします。
まずは企画の概要や投稿の方法、投稿規約などをご紹介し、そのあとにカネシゲからのメッセージを記載します。
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当記事では2017年3月に講談社より発売が決定した書籍『みんなのプロ野球川柳』(カネシゲタカシ・野球大喜利著)の川柳募集に関してお知らせいたします。
まずは企画の概要や投稿の方法、投稿規約などをご紹介し、そのあとにカネシゲからのメッセージを記載します。
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《企画の概要》
・2017年3月に講談社から発売予定の書籍『みんなのプロ野球川柳』に掲載させていただく、プロ野球12球団にまつわる川柳を「ツイッター野球大喜利(@89_ogiri)」で大募集いたします。
「川柳」とは五・七・五の音を持つ日本語の詩のひとつ。俳句と違って季語がなく、テーマも自由。五・七・五の文字数を超過する「自由律」も認められますが、できるだけ規定の音数に納めたほうが評価は高いといわれます。
なお、募集するプロ野球川柳は以下の2ジャンルです。これらは同時に募集いたします(回答例は過去の野球大喜利から引用させていただきました)。
プロ野球川柳
各球団にまつわる川柳です。内容は自由。喜怒哀楽、風刺、侘び寂び、感動、あるあるネタ、おバカ系などなんでもOKです。
《回答例》
日本ハム:「大谷が 投げる度見る スピードガン」
千葉ロッテ:「兄弟に 京大もいる 千葉ロッテ」
なりきり川柳
各球団の選手・監督・コーチ・OB・関係者・マスコット等になりきって川柳を詠んでください。投稿の際には、誰が詠み人なのか分かるように明記してください。
《回答例》
阪神:金本監督「鳴かぬなら ホキョーホキョーと 客が鳴く」
巨人:高橋監督「鳴かぬなら 鳴かなくてもいい 賭けぬなら」
※「詠み人」の名前は川柳の前についても後についても構いません
《お題や募集時期について》
・お題ツイート(投稿用ツイート)は1日1題出題されます。
・初出題日は11月2日(水)正午。土日祝の出題はありません。
・募集期間はそのお題の出題日から1週間です。
例えば11月2日(水)に出したお題の締め切りは9日(水)いっぱいです。
・出題される球団の順番はランダムです。
《回答方法》
・お題ツイートに対して「非公式RT」で回答してください(推奨)。その際にハッシュタグだけは必ず残してください。(ハッシュタグで回答を収集しています)
・おひとりで何度ご投稿いただいてもOKです。
・おひとりで何度ご投稿いただいてもOKです。
・「非公式RT」がわからない方は、こちらの記事を参考にしてください。
ウェブツールやスマホアプリを使えば簡単に「非公式RT」で投稿ができます(「ついっぷる」等)
ご注意ください!
・お題ツイートを、ツイッター公式の「引用ツイート」形式でリツイートした場合、ハッシュタグ検索に引っかかりません。その場合は手作業でハッシュタグを追記いただく必要があります。
・お題ツイートを、ツイッター公式の「引用ツイート」形式でリツイートした場合、ハッシュタグ検索に引っかかりません。その場合は手作業でハッシュタグを追記いただく必要があります。
・最近、一部の方のツイートがツイッターのハッシュタグ検索で出てこないという不具合が度々発生しております。もしご自身のツイートがハッシュタグ検索で出てこないという場合は……
1)野球大喜利宛にDMを送って知らせる
2)@kaneshige_t をつけてツイートし、カネシゲ宛に直接知らせる
上記いずれかの方法でその旨お知らせください。申し出があった方の投稿はこちらでチェックし選考対象とさせていただきます 。なお@89_ogiriをつけてツイートいただいた場合は見落としてしまう可能性があります。必ず上記いずれかの方法でお知らせ願います。
この不具合は、時間をずらせば検索に出るケース、以前は大丈夫だったのに今日は出ないというケースなど、様々な症状があります。念のため各自こまめにご確認いただくよう願います。
《採用について》
・川柳を書籍に採用させていただいた方全員に記念品をプレゼントさせていただきます。ただし複数の川柳が採用された場合でも記念品はおひとり様ひとつとなります。ご了承ください。
・採用に際してはツイッターのDMにて事前にご連絡差し上げます(2017年1月を予定)。なおDMをお送りする関係上 事前にツイッター野球大喜利(@89_ogiri)をフォローいただけると助かります。
・掲載の川柳には投稿者のツイッターアカウントを併記いたします。(例:@kaneshige_t)
・匿名での掲載も可能です。
《その他》
・「狂歌」(五・七・五・七・七)は選考対象外です。
・ネタ被り が発生した場合はより言い方が洗練されている方のネタを採用させていただきます。かならずしも早い者勝ちではありません。
・「伝わりにくいかも」という川柳の場合は、投稿時に補足説明を添えていただけると助かります(そのまま掲載するわけではないので、文体等に気を使う必要はありません)。
・その他の各種お知らせは「ツイッター野球大喜利(@89_ogiri)」で随時つぶやきます。
・当企画の公式ハッシュタグは #みんなのプロ野球川柳 です。ご質問等ある方もこのハッシュタグをつけてツイートしてください。
・当企画の公式ハッシュタグは #みんなのプロ野球川柳 です。ご質問等ある方もこのハッシュタグをつけてツイートしてください。
《追記:プロ野球川柳Q&A》
ツイッターでいただいたご質問への回答を以下に追記していきます。参考にしてください。
Q:ローマ字や英単語はどう数えますか?
A:日本語の読みに変換して数えます。
(例 「ZOZOTOWN」は「ゾゾタウン」なので5文字)
Q:小さな「ッ」「ャ」、また長音符「ー」などはどう数えますか?
A:川柳には以下のようなルールがあります。
1、小さな「ゃゅょ」「ァィゥェォ」は前の文字と合わせて1音
2、小さな「っ」はそれだけで1音
3、長音符「ー」は1音
感覚的に理解できると思うので気にしすぎる必要はありません。
Q:2つ以上のチームにまたがる話題はどちらのチームに投稿すればよいですか?
A:どちらでも構いません。選考時にこちらで調整いたします。
Q:「あるあるプロ野球」同様に、コメント欄での川柳採用はありますか?
A:未定です。「これは」と思うものがあれば、類似句または返歌として掲載させていただく可能性もあります。
Q:球団をしぼりにくい川柳はどうすればいいですか?
A:12球団川柳がテーマの書籍なので、「野球全体をテーマにした川柳」的なものは今回の募集対象外と考えてください。
Q:自分が一度投稿した川柳を改変して再投稿することは可能ですか?
A:可能です。ただし他の方が投稿した川柳を改変して投稿することはマナー違反なのでお控えください。
《投稿規約》
法律的な決まりごとです。必ずお読みいただいた上でご投稿願います。
1)投稿いただいた川柳の中から優秀作品を選び、2017年3月に講談社より発売予定の書籍『みんなのプロ野球川柳(仮称)』に掲載させていただきます。
2)書籍への掲載に際して内容を一部編集させていただく場合がありますがご了承ください。
3)投稿いただいた作品の著作権は投稿者に帰属しますが、カネシゲタカシ及び株式会社講談社は、日本国内外において、非独占的に使用(複製、公開、送信、頒 布、翻訳、翻案を含み、以下同じ。)し、又は第三者に使用許諾することができるものとします。また投稿者は書籍に掲載した作品について、著作者人格権を行使しないものとします。
―以上です―
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さて、ここからはカネシゲから皆さんへのメッセージです。
野球大喜利の皆さんとともに2012年から毎年出版させていただいた『みんなの あるあるプロ野球』シリーズですが、今年でひとつの区切りをつけ、2017年は『みんなのプロ野球川柳』として出させていただくこととなりました。
まず出版が決まったということに関して、心より皆様に感謝いたします。
本当に、本当に、ありがとうございます!!
しかし「なぜ『あるプロ』から『プロ野球川柳』なのか?」と疑問に思われた方も多いことでしょう。
その経緯を簡単にご説明しますと、じつは『あるプロ』シリーズそのものが、ここ数年売り上げ的に“ややテコ入れが必要だ”という状態だったんですね。
もちろんシリーズとしての認知度は高かったですし、安定して売上が見込めるコンテンツであることは確かなんですが、これからもずっとリリースできるかというとクエスチョンマークが出る、損益分岐点ギリギリ、みたいな。そういう状態がここ2年ほど続いておりました。
そして「あるあるネタ」をテーマにしている以上、回を重ねるごとにどうしてもネタ被りが多発するようになりました(これは投稿してくださっていた皆さんのほうが頭を悩ませてくださっていたかもしれませんね)。それでも集まってくる投稿はさすがにどれも面白く、全5冊を通じて決してクオリティを落とすことはなかったと思っております。これは大喜利ーガーの皆さんの実力と才能と野球愛のおかげです。奇跡のようにすごいことだと思います。
しかし、第5弾までは続けられてもその先はわからない、さらに“テコ入れが必要”という状況は打破しなければなりません。
そんななか、担当の奥津さんや松野さんとも相談を重ねた結果、「『あるあるプロ野球』から『プロ野球川柳』にリニューアルする」という結論を出しました。
じつは「川柳」というアイデアそのものは講談社の上層部の方からずいぶん前に打診されておりました。「サラリーマン川柳」「シルバー川柳」など、世の中にはたくさんの川柳本が存在するも、野球ファンに向けた一冊というのが、これまでなかったからです。意外なことに。
また川柳という表現方法は普遍的で、老若男女問わず愛好者が多いジャンルです。「あるあるネタ」という言い方ではピンと来なかった方も「川柳ならば読んでみようか」「投稿してみようか」となってくださる可能性があります。そういった方々にも訴求できるようリニューアルしてはどうかという打診を、ずいぶん前からいただいていたんですね。
ただ僕自身「あるプロ」シリーズに大きな愛着があったため、それを実行することはありませんでした。しかし、全5冊を出させていただくなかで、ここまで述べたような葛藤もあり、いろいろと悩んだ末に「リニューアルするタイミングは今しかない」と考えた次第です。
川柳に関しては「アサ芸杯」や普段の野球大喜利で過去何度も出題してきました。しかしそれで一冊の本を作るとなると、あらゆることは未知数。皆さんにとってもそうですが、選考やイラストを担当する僕にとっても新たな挑戦となります。
しかし、『みんなのプロ野球川柳』は『あるプロ』と趣向は違えど、「みんなの」の冠を残すことから分かるとおり、そのマインドは今までと変わりません。
「みんなで作る、みんなの書籍」
プロ野球は間もなくオフシーズンに突入しますが、過去を思い返したり、未来に思いを馳せたりと、楽しみながら川柳を詠んでいただければとてもうれしいです。
また目一杯、皆さんの才能と野球愛を頼りにさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします!
さて、ここからはカネシゲから皆さんへのメッセージです。
野球大喜利の皆さんとともに2012年から毎年出版させていただいた『みんなの あるあるプロ野球』シリーズですが、今年でひとつの区切りをつけ、2017年は『みんなのプロ野球川柳』として出させていただくこととなりました。
まず出版が決まったということに関して、心より皆様に感謝いたします。
本当に、本当に、ありがとうございます!!
しかし「なぜ『あるプロ』から『プロ野球川柳』なのか?」と疑問に思われた方も多いことでしょう。
その経緯を簡単にご説明しますと、じつは『あるプロ』シリーズそのものが、ここ数年売り上げ的に“ややテコ入れが必要だ”という状態だったんですね。
もちろんシリーズとしての認知度は高かったですし、安定して売上が見込めるコンテンツであることは確かなんですが、これからもずっとリリースできるかというとクエスチョンマークが出る、損益分岐点ギリギリ、みたいな。そういう状態がここ2年ほど続いておりました。
そして「あるあるネタ」をテーマにしている以上、回を重ねるごとにどうしてもネタ被りが多発するようになりました(これは投稿してくださっていた皆さんのほうが頭を悩ませてくださっていたかもしれませんね)。それでも集まってくる投稿はさすがにどれも面白く、全5冊を通じて決してクオリティを落とすことはなかったと思っております。これは大喜利ーガーの皆さんの実力と才能と野球愛のおかげです。奇跡のようにすごいことだと思います。
しかし、第5弾までは続けられてもその先はわからない、さらに“テコ入れが必要”という状況は打破しなければなりません。
そんななか、担当の奥津さんや松野さんとも相談を重ねた結果、「『あるあるプロ野球』から『プロ野球川柳』にリニューアルする」という結論を出しました。
じつは「川柳」というアイデアそのものは講談社の上層部の方からずいぶん前に打診されておりました。「サラリーマン川柳」「シルバー川柳」など、世の中にはたくさんの川柳本が存在するも、野球ファンに向けた一冊というのが、これまでなかったからです。意外なことに。
また川柳という表現方法は普遍的で、老若男女問わず愛好者が多いジャンルです。「あるあるネタ」という言い方ではピンと来なかった方も「川柳ならば読んでみようか」「投稿してみようか」となってくださる可能性があります。そういった方々にも訴求できるようリニューアルしてはどうかという打診を、ずいぶん前からいただいていたんですね。
ただ僕自身「あるプロ」シリーズに大きな愛着があったため、それを実行することはありませんでした。しかし、全5冊を出させていただくなかで、ここまで述べたような葛藤もあり、いろいろと悩んだ末に「リニューアルするタイミングは今しかない」と考えた次第です。
川柳に関しては「アサ芸杯」や普段の野球大喜利で過去何度も出題してきました。しかしそれで一冊の本を作るとなると、あらゆることは未知数。皆さんにとってもそうですが、選考やイラストを担当する僕にとっても新たな挑戦となります。
しかし、『みんなのプロ野球川柳』は『あるプロ』と趣向は違えど、「みんなの」の冠を残すことから分かるとおり、そのマインドは今までと変わりません。
「みんなで作る、みんなの書籍」
プロ野球は間もなくオフシーズンに突入しますが、過去を思い返したり、未来に思いを馳せたりと、楽しみながら川柳を詠んでいただければとてもうれしいです。
また目一杯、皆さんの才能と野球愛を頼りにさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします!