〈第201回戦(2016年9月15日号)〜第220回戦(2017年2月2日号)までの期間で集計〉
順位 | 選手名 | 打点 |
---|---|---|
1 | ko_do_mo | 57 |
2 | taraco | 49 |
3 | gol70 | 45 |
4 | ikasoumen2 | 44 |
5 | G88man | 41 |
6 | marine_yamada | 38 |
7 | realbandoh | 32 |
8 | toriaezu_s56 | 18 |
9 | masasi_kari | 17 |
9 | Cabin_W_Caster | 17 |
9 | adoreman | 17 |
☆「アサ芸杯」とは☆
ツイッター野球大喜利(@89_ogiri)の優秀投稿作品に、主催者の漫画家・カネシゲタカシが絵とコメントをつけて『週刊アサヒ芸能』に掲載させていただく雑誌連動型企画。20週を1シーズンとし、ポイント制でランキングを競います。上位3名には賞金を授与。皆さんのご参加お待ちしております!(投稿規約はこちら)
【総評】
第11シーズンは野球大喜利の終身名誉主砲ことko_do_mo選手が見事4度目の優勝に輝いた。最終戦も3打点を加えたことにより前人未到の通算500打点に到達。1試合平均にして「2.27打点」という恐るべき記録である。
そして2位には野球大喜利の黒光り道祖神ことtaraco選手が、3位には第3シーズン以来のクリンナップ入りとなるgol70選手が他を退け悲願のランクインを果たした。
野球大喜利は3月16日発売の新刊『みんなのプロ野球選手』の話題でもちきりだが、その川柳に切れ味をもたらしたのは「アサ芸杯」という週に一度の公式戦による大喜利ーガー諸氏の鍛錬のおかげだろう。
すでに第12シーズンは序盤戦から中盤戦へ入ろうとしている。WBC、そしてレギュラーシーズン開幕にむけて機運高まるプロ野球界とともに、我々ももっと熱くなろう。BIGになろう。
※ ※ ※
なお今シーズンで特筆すべきはG88man選手によるアサ芸杯の分析、通称「ジーズアイ」が行われたことであろう。
雑誌発売後、各回ごとにG88man選手なりの総評・テクニックを示し、大喜利ーガー全体の底上げをはかると同時に、野球大喜利の楽しみ方を広く世界に提示してくれた。
それらは「G88man #アサ芸杯」などのワードでツイッター検索すれば掘り起こすことができるので、興味のある方は是非参考にしてほしい。
そしてその「ジーズアイ」の集大成がこれだ。
じーはち@G88manうまく見られない方のために画像の直リンクURLはこちら。#アサ芸杯 11シーズンのお題別の傾向と対策をまとめてみました。ネタのすべては載せていませんがお手元のアサ芸片手にお楽しみいただければと思います。一人でも多くの人に打点や総括での選手紹介の喜びを!感想&ご意見いただければ喜びます! https://t.co/iTUt95E1Os
2017/02/07 11:50:48
全20試合で繰り出されたお題をジャンル別に分類。さらに採用ネタも「切り口」によって分類することで、アサ芸杯の、もっといえば私カネシゲタカシの攻略に向けて、その傾向と対策を広く提示した途方もない仕事である。
例えばこれらの分類により“「野球バカの○○」のお題は基本ダジャレ回になる”といった、運営側が黙っている傾向を目に見える形でさらすこととなった。これにはプロも脱帽ですね(©世田谷自然食品)。
しかし、それをみて「『野球バカの○○』のときはダジャレをいっぱい考えるぞ」となった大喜利ーガーは少し待って欲しい。もちろんダジャレを押さえることも大切だ。しかし競争率の低い切り口を見つけることこそ一軍入りへの近道なのだ。
この表で出題傾向に大きな偏りがないことを見ても分かる通り、こちらは全てにおいてバランスを重視して大喜利運営している。出題も、採用もだ。ネタかぶりに関しては1試合あたりの被りなしはもちろんのこと、前数試合のネタかぶりも考慮しながら選んでいる。もちろん例外はあるが、基本はそうだ。このフィールドは常に新しい切り口を望んでいる。いろんな切り口をバランス良く採用したいと私は心がけている。
ただ唯一バランスを取っていないことがある。それは同一投稿者による複数ネタ採用だ。
「この人はたくさん採用されているから1つ減らそう」などといった配慮はしない。あくまでも実力勝負。極論だが1選手が14本採用されたって構わないのだ。
私は全投稿ネタに関して「なぜ落としたか」、逆に「なぜ採用したか」を全て説明できる。最終選考段階ではミリ単位の差で合否を決めているが、それも含めてだ。
完全弱肉強食のスタジアムを運営し采配することが監督の使命なら、そこでフルスイングすることが大喜利ーガーの務め。
しかし門戸は広い。熟練選手のスイングが観衆をうならせることもあれば、フリースインガーがバックスクリーンに叩き込むこともある知的遊戯フィールド、それが野球大喜利だ。これからもどんどん足を運んで欲しい。
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ではこれより第11シーズンのベストナインを選手名鑑風に紹介しよう。そして、その健闘を大いに讃えよう。続きを読む