関東の我が家のケーブルテレビはGAORAが入らない。
というわけで、歴史的な広島戦大勝の経過はダイジェストで確認しつつ、読売-中日戦を観戦。

序盤から失策もからんで失点を繰り返すドラゴンズ。
手に汗にぎったのは中日がジャイアンツの久保を攻めて同点に追いつくまで。
しかしそこから中継ぎがあっけなく打たれて、ドラゴンズはジ・エンド。
普通に負けはりました。

読売ジャイアンツ8 - 5中日ドラゴンズ

この結果をこのブログに載せるのは、悪いけど快感。

タイガース戦が一方的な展開とあって、画面にたびたび大写しされる落合監督のこころなしか生気が失せた表情を観察しつつ純粋にドラゴンズ戦を楽しみましたが…。
「なんかあのナゴヤ首位攻防で阪神に負けて以来、中日はずいぶん普通のチームみたいになっちまったなぁ」というのが率直な感想。
先発が打たれ、打線がなんとか追いつくもその裏にあっけなく突き放されておしまい。
昨日も山本昌が序盤で降板。
結局は「あの中村豊デー」を含めてドラゴンズは三連敗ですよ。
「勝率一位まで」などというあいまいなマジック点灯でいまさら大騒ぎしても仕方がない。
ここはじっくり、あせらずゴールがみえるまで。


それにしても広島よ。
それに関してスポニチのダイジェスト速報を読んでいて、少し笑った。

 <10日のプロ野球>

 【神21−2広】阪神が21得点で大勝した。2回に下位からの3連打。広島の大島が制球難の3回はスペンサーの適時打、代わった森から矢野の3ランで7―1。勝負はここで決まった。広島の投手は非力すぎる。四球が失点に絡み救いようがなかった。


普段このスポニチの結果速報は淡々と経過のみを表記するものなのですが。
スペースわずか2〜3行という制約のなかで、こっぴどくあきれられる広島投手陣。
悪いけど、笑った。
試合をみてはいませんが、実際にはエラーだらけの守備陣も責められるべきでしょうね。高校野球のような連鎖失策。

今スコアを見返したらタイガースは先発全員打点だったんですね。
これも珍しいことだと思いますよ。

それはともかく、来期就任するであろう広島の新監督は投手陣再建から頑張れ。
菊地原をオリックスから返してもらうのも良し!
あと守備ね。
長らくカープの憂鬱として言われているのに改善がみられませんから…。






簡単に触れておこう。
星野さん、タイガース残留らしいですね。
記者会見がある10日朝の段階であのスポーツ報知に「残留へ」の速報が出ていたので、記者会見の内容はある程度想像ついてました。

タイガースのことだけを考えれば、これはこれで一安心。
SD(シニアディレクター)というわけのわからない肩書きとはいえ、彼の海外にまで張り巡らされた人脈はスカウティングの上でもひとつの財産ですしね。(そのわりに今年の外国人は今ひとつ期待はずれ)

ただあくまで「タイガースのことだけ」を考えればですよ。
いずれこの人材はプロ野球界全体の大きな発展に寄与してもらわないと困る人材。
そのなかで「読売監督の地位こそが星野氏にふさわしく、プロ野球界全体にとって最良の選択」ということならば、それはそれでいいと僕は思います。

とにかく会見のなかでこれだけ「タイミング」を強調するということは、体調面での不安が大きかったのかもしれないし、要請があったのかなかったのかも全ては謎。
結局のところ「なんだったんだろう」というのが終わってみての全野球ファンの感想。

それにしてもよ。(以下はデイリーのこの記事より)

星野氏との交渉を否定

 巨人の滝鼻卓雄オーナーは10日、東京都内で取材に応じ、次期監督候補に挙がっている星野仙一氏が阪神残留の意向を表明したことについて「星野さんを次期監督候補と言った記憶はないし、頭の中にもない。僕と彼の間にはそういう交渉はないし、球団そのものにもない」とあらためて関与を否定した。

 ただ、星野氏が巨人監督に就任する可能性については「それは分からない。可能性は分からない」と明言を避けた。

 監督問題は新たな局面を迎えるが、滝鼻オーナーは「OBであるのか、OB以外から持ってくるのか、これからもっと慎重に考えないといけない」と話し、従来通りセ・リーグ優勝決定から日本シリーズ開幕までの間に発表する考えを示した。


「頭の中にもない」は、ちょっと言いすぎだな。
全部が全部100%、マスコミの捏造だったとでも言うのかい?

そう言わざるを得ない状況であり、立場なのかもしれませんが、学園のアイドル的美少女に振られた美男子エリート生徒会長が「いや、最初からあのコのことは好きじゃなかったよ。興味すらない。むしろ周りが騒いで迷惑だった。キミたちなに言ってるんだよ。さ、勉強勉強!」と必死にプライドを保とうとしているようにもみえる。

定期入れの中の彼女の盗撮写真、はやく処分しときなよ(笑)。