表紙



ブログでのご報告が大変遅くなり申し訳ありません。

4月27日に新刊『みんなのしあわせになるプロ野球 ファンとっておきの泣ける・笑えるエピソード集』が講談社より発売となりました。カネシゲタカシは編者とイラストを担当しました。

今回もたくさんの方にご協力いただき作り上げた一冊となりました。厚く御礼申し上げます。この本がどういった本なのか、どのような思いで作り上げた本なのか。本書の「まえがき」を以下に引用して述べたいと思います。

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本書『みんなのしあわせになるプロ野球』は、2016年に第5弾が発売された『みんなの あるあるプロ野球』シリーズ、そして2017年発売の『みんなのプロ野球川柳』の流れを汲む、投稿をもとに“みんな”でつくりあげたエピソード集です。 

世の中に、“プロ野球選手が主役”のエピソードは星の数ほどあります。どの選手にもプロ入りするまでの熱いドラマがあり、プロ入り後も日々の試合や練習のなかで、毎日のように泣ける・笑えるエピソードが生まれます。そしてそれらは、スポーツ新聞などで頻繁に目にすることができます。 

しかし“ファンが主役”のエピソードは、どうでしょうか。 

1本のヒットを観たことで、命を救われたファンの話。ひとりの野球選手を引退まで追いかけ続けたファンの話、などなど。もちろん「泣ける話」があれば「笑える話」もあります。こちらは「すべらない話」と言ってもいいでしょう。うっかりプロ野球選手を草野球に誘ってしまったファンの話、球場に連れていった子どものせいで大恥をかいてしまったファンの話、などなど――。

このような、プロ野球ファンなら誰もが一つや二つ持っている「泣ける・笑えるエピソード」は、普段なかなか目にすることはできません。しかし、それらを一冊の書籍としてシェアすることで、プロ野球が持つ「人をしあわせにする力」を、より多くの人たちに伝えることができるのではないか。そんな思いをもって作られたのが、この『みんなのしあわせになるプロ野球』です。

本書収録のエピソードは、僕のツイッターアカウント「野球大喜利(@89_ogiri)」などで2017年秋から募集しました。興味深いお話を投稿してくださった方には追加取材なども行い、厳選した77本のショート・エピソードを収録しました。「泣ける話」と「笑える話」が4~20本程度ずつで入れ替わる形で構成しています。一部には、僕のイラストも添えました。

おかげさまで「みんなのシリーズ」は多くの野球ファンの皆さまに楽しんでいただき、累計発行部数は9万部近くまで積み上がりました。採用不採用に関わらずエピソードを投稿してくださった、そしてこの本を手にとってくださったすべての皆さま、今回も本当に、本当に、ありがとうございます! 

あふれる思いを目一杯詰め込んだ、“ファンが主役”のプロ野球エピソード集。これまでにありそうでなかった一冊です。

これは「ファン」から「プロ野球」への、ラブレターです。

(引用ここまで)
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4月29日は東急ハンズ新宿店さんで発売記念即売会を開催させていただきました。

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書籍をご購入いただいた方のなかから抽選で、「あなたをイメージした世界にひとつだけの野球ゆるキャラ」をその場で書いてプレゼント。当日は15点ほどのオリジナルゆるキャラを10分~15分程度で書き上げておりました。

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たくさんの方に駆けつけていただいたおかげで、最低目標としていた50冊以上を売り上げることができました。本当にありがとうございました!

そして夜は出版記念ミーティングと題して、そのまま新宿でトークイベント+交流会を開催。

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ボツネタ発表会などで大いに盛り上がりました。会場でイスが足りなくなるなど不手際もありましたが、本書に投稿いただいた皆さんも多数駆けつけてくださり、「野球っていいな」と心から思える、そんな一夜となりました。

トークイベントの様子は間もなく「ベースボールクリックス」に動画付きでレポートがあがる予定ですので、しばらくお待ち下さい!

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「球場に行きたくなる一冊」「シリーズ最高傑作」「こんなに面白いとは思いませんでした」「選手のみなさんに是非読んでほしい」などなど、読者の方からたくさんの嬉しいメッセージをいただいております。

ページをめくるたび、しあわせが届きます。
野球ファンにも、そうじゃない人にもぜひ手にとってもらいたい。

『みんなのしあわせになるプロ野球』は好評発売中です。
どうぞよろしくお願いいたします!



みんなのしあわせになるプロ野球 ファンとっておきの泣ける・笑えるエピソード集
講談社
2018-04-27